ZOOM! WhiteSpeed Whitening

白い歯にこそ投資!
最新ZOOM!WhiteSpeedホワイトニング体験

November 2021

text kentaro matsuo 

 

 

photo: amir esrafili

 

 

 友達の英国人がこういった。

 

「私は日本人の女性が大好きだ。美しく、しとやかで、優しい。英国の女性とは大違いだ」(これはあくまでも個人の感想であるが、実際、彼の妻は日本人だ)。

 

 しかし、彼は続けてこうも述べた。

 

「だが、ひとつだけ不満に思うことがある。日本人女性はなぜか歯が汚い。歯並びが悪いし、色も白くない。英国では男も女も、ホワイトニングするのは当たり前なのに、なぜ君たちはしないのかね? これはちょっとお金をかければ、誰にでもできることだ。日本人は高いバッグを何個も持っているじゃないか?」

 

 

 そういわれて、改めて日本人の歯に対するリテラシーの低さを痛感した。欧米では、白く輝く歯は、社交上のマストアイテムらしい。高級な服やバッグを買う前に、まず白い歯に投資する。これは国際的なコモンセンスなのだ。

 

 そこで歯を白くする施術=ホワイトニングとはいかなるものか、改めてリポートする。私は約15年前に一度だけホワイトニングをしたことがあるが、それ以来まったくのご無沙汰だ。多くのセレブリティが通うことで知られるラグジュアリー歯科医院、紀尾井町プラザクリニックにて最新のZOOM!WhiteSpeedホワイトニングを試してきた。

 

 まず知っておきたいのは、クリーニングとホワイトニングは違うということだ。クリーニングは歯表面に付いている歯垢などを落とし、口内をきれいに清掃すること。対してホワイトニングは薬剤と光の力を借りて、歯そのものを白くすることだ。ブラッシングなどでは得られない効果が期待できる(ただし効果は人によって違う。また芸能人のような真っ白な歯にはならない。あれは歯を削って被せものをしているのだ)。

 

 施術前に、ホワイトニングとはどういう過程を踏むのか、丁寧な説明がある。唇を固定し、歯を露出させ、薬剤を塗り、ワンセット15分の光線照射を3回行うという。合わせて1時間半ほどかかる。ナースコールが手渡され、万一、施術途中に痛みを感じた場合は、すぐに知らせることができる。

 

 リクライニングシートに座り、横になった姿勢で、唇を広げ固定するためのマウスピースが口内に挿入される。長時間でも痛くないよう、とてもソフトな素材で出来ている。その後、唾液が溢れ出るのを防ぐため、口内に綿を詰め、前歯表面にジェル状の薬剤を塗る。

 

 途中何度も「どこかあたっていませんか? 大丈夫ですか?」と聞かれるが、ここまではどうということはない。

 

 

 

 

 掃除機のホースの先にフラッシュライトを取り付けたような装置がマウスピースに連結され、照射が開始される。これは紀尾井町プラザクリニックが誇るフィリップス社製の最新鋭ホワイトニングマシン“ZOOM!WhiteSpeed ”で、照射の部位や強度を細かく調整できるという。

 

 照射中の痛みなどはまったくない。痛いのが嫌いで美容系治療を避けてきた方には、まずZOOM!WhiteSpeedホワイトニングから入ってみることをおすすめする。人によっては、しみることがあるらしいが、私の場合はそれもなかった。

 

 基本的には口を開けて寝ているだけなのだが、顔を傾けることは出来ない。動けず何もすることがない状態での15分というのは意外に長く感じる。私は仕方がないから心のなかで数字をカウントしていたが、これはラジオ(またはラジコ?)などを持ち込むと気が紛れると思った(クリニックにお聞きしたら、これは可能だそうだ)

 

 15分×3セットの間じっとしているのは、さすがにちょっと疲れたが、ストレス度としては、床屋よりちょっと上くらいか。誰でも我慢できる範囲内だと思う。私の場合は、どこかが痛んだりすることは、術中前後を通じてなかった(しかし繰り返しとなるが、これには個人差がある)。

 

 さてその結果は、驚くべきものであった。以前は積年のコーヒーや赤ワインのせいで薄汚れていた私の歯が、“すっきりとした乳白色”となっていた。終わった後その場で鏡を渡されて自らの前歯を写してみたのだが、明らかに2絞り分くらい明るくなっている。

 

 以前やったときより、効果がはっきりしているような気がした。聞けばこれも個人差があるそうで、やってみないと結果はわからないそうだが、全く色が変わらなかった人はいないという。

 

「大成功です!」と院長・根深研一先生に言って頂けた。

 

 

 

 

 それにしても、紀尾井町プラザクリニックのスタッフは丁寧だ。ひとつひとつの動作の前に、これから何をやるのか細かく説明してくれるので、これからどうなるのかという不安がない。また無痛治療にこだわり“痛み”というものに対して、徹底したケアをしてくれるので、歯医者嫌いにこそおすすめしたい。私も15年以上通っているが、もうここ以外の歯科医院へは行きたくない心境である。

 

 興味深いのは、施術後24時間のケア方法だ。ホワイトニングをした後は、歯の表面の保護部質を取り去ってしまっているため、逆に歯に色がつきやすい状態で、コーヒーや赤ワインをはじめ、色の濃い食材を採るのは厳禁なのだ(もちろんタバコも)。しかしチーズやフライドポテト、白ワインなど白っぽいものはOKだという。これら3つがあれば、あとは何もいらない私は、ほっと胸をなでおろしたのであった。

 

 結論をいうと、ホワイトニングは、審美歯科の手始めとして、一度は試したほうがいいものだと思う。少々時間がかかるが、痛みはないし、費用もさほどかかるわけでもない。施術効果は2年間ほど続くので、コストパフォーマンスはいい。

 

 何よりすでに、グローバル・スタンダードとして、白い歯はエグゼクティブの必須となっている。高級なスーツやバッグを1回我慢して、ホワイトニングに投資することを、ぜひおすすめしたい。

 

 

 

紀尾井町プラザクリニック

東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル2階

診療時間:9時30分~18時

休診日:日・木・祝日

TEL.0120-850-118(24時間電話対応 完全予約制)

www.kpc-biyou.jp/

 

価格:通常¥66,000のところ、THE RAKEを見たと言って頂ければ、¥33,000のモニター価格となる(期間限定。詳細はクリニックまでお問い合わせください)。