Wednesday, September 30th, 2026
パネライの90年代ルミノールが42mmで復活。500m防水の新作3モデル
パネライが、90年代を象徴するルミノールのケースデザインを初めて42mmに再構築し、新作3モデルを発表した。着想源となったのは、1993年に発表された初の民間向けモデル「ルミノール Ref.5218-201/A」。当時47mmから44mmへと小型化されたそのデザインを、今回はさらに現代的な42mmへと落とし込んだ。
90年代のルミノールは、現在のパネライを形づくった重要な転換点でもある。軍用時計として培われた大胆なケースとリュウズプロテクターを、民間市場へ向けたことで、ブランドの存在感を一気に広げた。今回の新作も、シャープなケースラインやソリッドラグといった当時の意匠を保ちながら、より幅広い手首に収まりやすいプロポーションへと調整されている。
搭載するのは、自動巻きのP.980キャリバー。3日間のパワーリザーブとストップセコンド機能を備え、50気圧の防水性能を確保する。デザインこそ90年代を想起させるが、中身は最新のツールウォッチとして大きくアップデートされている。
ラインナップは3種。PAM01710はスティールケースにマットブラックダイヤルとベージュのキャンバスストラップ、PAM01711はマットグリーンダイヤルにグリーンのストラップを組み合わせる。PAM01714はDLCコーティングを施したブラックケースにマットブルーダイヤルを合わせ、よりモダンな表情に仕上げた。いずれも日付表示を廃し、9時位置にスモールセコンドを配したシンプルな構成。1993年当時のモノレイヤーダイヤルを思わせる、立体的なスーパールミノバの表現も特徴となっている。
パネライらしい迫力を残しながら、装着性を大きく高めた42mmというサイズは、この新作の最大のポイントだ。かつてブランドを民間市場へ押し出した意匠を、現代の日常使いへと引き寄せた力作である。




