WELLNESS ALONG WITH FITNESS
世界を導く
イタリア生まれのウェルネスカンパニー
“テクノジム” の挑戦
January 2019
圧倒的なデザイン性を誇る“インテリア”としてのマシン
「テクノジムには、オリンピック選手などが使用するスキルラインというプロ仕様のラインのほかに、自宅でのエクササイズ用に作られたパーソナルラインもあります。イタリアのデザイン界における巨匠、アントニオ・チッテリオ氏と作り上げてきた芸術作品ともいえる美しいマシンで、洗練された暮らしに馴染むように家のどこにおいても家具と調和するデザインにしています。リビングやベッドルーム、オフィスはもちろん、過去にはプライベートジェットに導入したこともありますよ」と、ネリオ氏は驚きのエピソードも語ってくれた。
先述の通りパーソナルラインには、機能美を追求したラグジュアリーなホームユースマシンが揃う。最先端のテクノロジーとデザインを兼ね備えた主力のランニングマシン「ランパーソナル」をはじめ、人間工学に基づいたシートで姿勢を保てるバイク「リクラインパーソナル」、流線型の美しいフォルムと滑らかな動作のクロスマシン「クロスパーソナル」、さらに、壁面に設置して筋肉の引き締めや柔軟性のバランストレーニングを行う「キネシスパーソナル」や、ベンチプレスやダンベル、ラックなどが組み合わさり、本格的なトレーニングが可能な「パワーパーソナル」など、いずれも端正なフォルムをしたオブジェのようなマシンである。
左:RUN PERSONAL(ランパーソナル)¥1,950,000(運般設置費込)Technogym
右:KINESIS PERSONAL(キネシスパーソナル)¥2,750,000 (運般設置費込)Technogym
CROSS PERSONAL(クロスパーソナル)¥1,650,000 (運般設置費込) Technogym
RECLINE PERSONAL(リクラインパーソナル)¥1,350,000(運般設置費込)Technogym
急速に推し進められるIoT化
とはいえ、テクノジムがここまでの成功を収めているのは、マシンが美しいから、というだけではない。200以上の特許を取得した、いわば叡智が結集した最新鋭のマシンでもあるからだ。例えば、インターネットに接続できるタッチスクリーン付きのマシンには、自社開発した革新的なインターフェース「UNITY(ユニティ)」を搭載している。ユーザーはアカウントにログインするだけで、パーソナライズされたエクササイズをしながら音楽やテレビ、ウェブサイトを楽しむことができ、さらにはメールやSNS、テレビ電話も利用できる。自身のエクササイズ履歴もすべて記録してくれるのだ。
これらのイノベーションとテクノロジーが造形美と融合したことにより、テクノジムの市場は瞬く間に世界へと広がっていったわけである。
「今、最も勢いを感じる国は、ブラジルやオーストラリア、そして日本です。特に日本は2020年にオリンピックがあるので、運動意識を高める良い契機になると思っています。イタリアのフィットネス人口が17%なのに対して、日本はまだ3%しかいません。過去7大会でオリンピック公式サプライヤーを務めてきた経験を生かして、サポートをしていきたいです」
ネリオ氏が提唱するウェルネスライフが日本に浸透する日は、近いかもしれない。
パーソナライゼーションされたデータは、テクノジムのマシンを経由してクラウドでつながっているため、自宅やオフィス、ジムはもちろん出張や旅行先のホテルでも、アプリを立ち上げれば世界中どこでも同じ環境で利用が可能。今、どんなエクササイズをどのぐらいすべきか、パーソナルトレーナーのようにアドバイスをくれる。アップルウォッチがあれば、マシンに近づけるだけでデータ通信ができスマート。
テクノジム ジャパン
TEL.0120-576-876