輝きの魔法：ベラ・ハディッドが纏うショパール アイスキューブの新世界

ショパールのアイコンコレクション、「アイスキューブ」から光瞬くウォッチが登場。躍動的な輝きが、身に着ける女性の人生を豊かに輝かせる。

 

 

text aki nogami

 

 

Bella Hadid／ベラ・ハディッド

ショパールのグローバルアンバサダーを務めるベラ・ハディッド。「Sculpted by Light」キャンペーンで、アイスキューブのジュエリー＆ウォッチを身に着けて。メゾンのテーマである「ジョワ・ド・ヴィーヴル（生きる歓び）」のエスプリを、モダンな美しさとともに見事に体現する。

 

 

 

　しなやかに、自由に生きる——。ショパールの「アイスキューブ」には、そんな女性の姿がよく似合う。

 

　2024年9月、ショパールのグローバルアンバサダーにモデルのベラ・ハディッドが選ばれた。“現代のビューティアイコン＆ビジネスウーマン”と評されるハディッドは、16歳の頃からキャリアをスタートし、現在もファッション界のミューズとして君臨している。起業家でもある彼女が纏うのは、アイスキューブの新作。キューブを連ねた洗練の意匠が、モダンビューティの象徴であるハディッドの魅力を一層際立てている。

 

　アイスキューブが誕生したのは、1999年のこと。ショパールの共同社長兼アーティスティック・ディレクターのキャロライン・ショイフレが、華美な装飾ではなく女性本来の姿を引き出すシンプルな美を求めたことから生み出された。写真は、過去から未来へと続くアイスキューブの物語を綴るジュエリーウォッチ。シークレットウォッチは、バウハウスの理念から誕生したミニマルなフォルムを再解釈したデザイン。大小異なるサイズと高低差のあるキューブをパズルのように配することで、抑揚のあるグラマラスな趣が完成した。

 

　その一方で、コレクションの原点に焦点を当てたのが、角氷を思わせるタイムピースだ。オリジナルモデルのレプリカであり、透明感溢れるダイヤモンドの輝きや幾何学的な意匠が、目にする者を幻想の世界に誘う。ファセット加工と鏡面仕上げを施すことで宝石のように輝くキューブ。そしてブレスレットの滑らかな仕立てや繊細なジェムセッティングなど、いずれの作品にも時計と宝飾の両輪で活躍してきたメゾンのサヴォアフェールが息づく。

 

　ジュエリーとウォッチの境界を超え、永遠に色褪せぬ魅力を放つアイスキューブ。光を捉え、自由に瞬くクリエイションが、今を生きる現代女性への賛美をも綴る。

 

 

ショパールだからこそできたグラマラスなシークレットウォッチ

ボタンを押すと文字盤が登場する、時計をモチーフのひとつに見立てた、遊び心に満ちたシークレットウォッチ。大型のブロックで都市の風景を組み立てたかのような、チャーミングで自由な感性から誕生した。各４片のエッジに総計1300ものファセットを施し、表面を鏡面で仕上げた102個のキューブが宝石のように輝き、36石（計8.54ct）のプリンセスカットダイヤモンドとともに溢れるほどの光を放つ。最高の着け心地を求めたというブレスレットも実に滑らか。完成度の高い構造美に目を奪われる時計は、800時間をかけて製作された。地金には「サステナブル・ラグジュアリーへの旅」を象徴するエシカルゴールドが使用されている。「『アイスキューブ』シークレットウォッチ」。クオーツ、18KエシカルRGケース×ダイヤモンド。ショパールブティック限定販売。¥68,178,000（参考価格） Chopard（ショパール ジャパン プレス Tel.03-5524-8922）

 

 

シークレットウォッチを手がけたのは、2019年からショパールで活躍するデザイナー、コラリー。オリジナルの完璧なプロポーションを保ちつつ、リズミカルな要素を付け加えていくことで、3Dのアーキテクチュアルな世界観が完成した。

 

 

時代を超越するデザインのリバイバル

1990年代末に誕生したオリジナルモデルのレプリカ。アーカイブの魅力を忠実に再現するためにキャロライン・ショイフレが監修に携わった。幾何学的な意匠を魅力とする時計には、総計10.80ctのアッシャーカットダイヤモンドをセッティング。氷の結晶のような美しさを放つ。「『アイスキューブ』ウォッチ」。クオーツ、18KエシカルWGケース×ダイヤモンド、25×25mm。ショパールブティック限定販売。¥80,080,000（参考価格）Chopard（ショパール ジャパン プレス Tel.03-5524-8922）