LOUIS XIII NºXIII

0.0000038361%のみに許される銘酒

September 2021

ホールインワンを決める確率よりも、ムービースターになれる確率よりも、宇宙飛行士の夢を実現する確率よりも、低い。この稀有な液体を口にできる人類は、世界で0.0000038361%である。

 

 

ヌメロ トレズ by ルイ13世

鮮やかな真紅のデキャンタを採用した限定エディション「ヌメロ・トレズ」は、世界でわずか200本のみ。しかも限られたナイトクラブのみでのボトル販売だ。日本では東京・麻布十番の「1OAK TOKYO(ワンオーク東京)」の1店舗のみで展開。ストッパーにはNFC(近距離無線通信)チップを搭載しており、「ルイ13世 ソサエティ」にアクセス。メンバーシップ専用のコンテンツが楽しめる。Louis XIII(レミー コアントロー ジャパン TEL.03-6441-3025)

 

 

 

 美しい真紅のデキャンタとグラスを見て、人は何を想うだろうか。“赤”は元来、愛や情熱、官能性、パワー、富などを象徴する色と考えられてきた。この赤は、「限界を超える」という強靭な概念、そして「時間をも超越すること」を人々に訴えかけているかのように感じられる。

 

 コニャックの王「ルイ13世」は、力強い“ルイ・レッド”を押し出した「ヌメロ トレズ」を送り出す。フランス語で“No. 13”を意味するこの限定エディションは、「ユニークで、ラグジュアリーで、時間を超越した体験をしたい」という人々の願望を叶えるべく、ミステリアスな「13」という数字と、鮮烈な“赤”を象徴的に掲げた、これまでにない商品だ。

 

 目を見張るような真紅のために比類なきクラフツマンシップを発揮したのは、ヨーロッパ最古のクリスタルメゾン「サンルイ」である。この鮮やかな色彩をクリスタルで表現するのは非常に難しく、そのためにクリスタルに金(ゴールド)を追加するという特別な工程を組み込んでいる。また、口吹き、ハンドカット、手彫り装飾などの工程はすべて手作業によって行われており、最後に「ルイ13世」のデキャンタの象徴である波状のスパイクと、パラジウムのネック飾りが丁寧に施されるのだ。

 

 

デキャンタとグラスを手がけるのは、フランス国家最優秀職人章(MOF)の称号を持つ職人を多数抱える老舗クリスタルメゾンの「サンルイ」。

 

 

 

 

 そもそも、この特別なデキャンタに注がれるコニャックもまた特別である。「ルイ13世」は、コニャック地方の最上級区域であるグランド・シャンパーニュで収穫された葡萄を100%用いたオー・ド・ヴィー(原酒)を、約1200種類もブレンドして造られる。このオー・ド・ヴィーは、完成までに100年という時間がかかるため、「ルイ13世」にはこの長い“ 時間”が凝縮されていると言われる。だから、この至高のコニャックを味わうその“時間”もまたラグジュアリーであり、一滴一滴を味わうための一連のセレモニーともいうべき演出は、「ルイ13世」を堪能する上で絶対に欠かせない要素なのである。

 

 今回の限定エディションは、そんな演出もまた特別な場で楽しむというコンセプトとなっている。世界でわずか200本という希少なエディションで「ルイ13世」を口にできるのは、厳選されたナイトクラブのみ。幸運な顧客の前には、LEDで輝くクローシェの下から“ルイ・レッド”のクリスタルデキャンタが姿を現す。そして「スピア」と呼ばれる特別なコニャック専用のピペットを用いて、ゆっくりと時間をかけて、デキャンタからグラスに注がれる。人類の0.0000038361%の脳内には、この忘れがたい体験=“ 時間”とともに、特別な“赤”が鮮烈に残るに違いない。

 

 

鮮やかな赤の色合いは、クリスタルに金(ゴールド)を追加するという工程を経て生み出される。「ルイ13世」と共鳴する伝統、サヴォア・フェール(職人の叡智)、イノベーションへの情熱が、デキャンタに命を吹き込むのだ。

 

 

 

THE RAKE JAPAN EDITION issue41

<本連載の過去記事は以下より>

ホテル連載第28回:ホテルのこだわりパン《第一回 赤坂・虎ノ門エリア》

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