DIARY OF A RAKE: KAZUKI NAGAYAMA

写真家・長山一樹のフォト・ダイアリー

March 2023

スーツを着こなすフォトグラファーとして知られる長山一樹氏が、THE RAKE本国版に提供したフォトダイアリーをご紹介しよう。

 

 

 

<末ぜん>
代官山にある昭和レトロな定食店。「和定食は日本のソウルフードといえる」と長山一樹氏。サバ塩焼き定食がお気に入り。スーツはテーラーケイド。

 

 

 

 長山一樹氏は、多くの雑誌やブランド・カタログなどで活躍するファッション・フォトグラファーだ。素晴らしい仕上がりの写真に加えて、氏自身のスタイルでも知られている。カジュアルな格好の人が多いカメラマンにしては珍しく、いつもスーツを身に着けているのだ。

 

「5〜6年前に1着オーダーメイドで作ってから、スーツの魅力にハマってしまったのです。趣味の延長ですが、仕事のユニフォームとしても定着しました。毎日着ていても、思った以上にストレスを感じません。現在は主にラルフ ローレンのパターンオーダーと、テーラーケイドで仕立てています。ロケに出かけるときもスーツ姿です。靴をラバーソールにしたりと、私なりのTPOはありますが……」

 

 今回の企画は、長山氏のインスタグラムを見たTHE RAKE本国版のエディターより直接連絡が入り、実現したという。

 

「過去にインスタグラムに投稿したものから、“和”の視点を意識しつつ、日本から発信するジェントルな生活といったテーマでセレクトしてみました。撮影は主にアシスタントが担当しています」

 

 紹介しているのは、長山氏が日常でリアルに通っている場所ばかり。日本の老舗やクラシックな場所を背景とした、レイキッシュな着こなしを拝見してみよう。

 

 

 


<とんかつ いもや>
長山氏の事務所の近所、日本橋のとんかつ店。頑固親父を絵に描いたような店主と、とんかつとヒレかつのみという潔いメニュー構成に惹かれるそうだ。スーツはテーラーケイド。
 

 


<ホテル オークラ>
建築家・谷口吉郎氏が手掛けた世界的に有名なロビーにて。ロケでも何度か使ったという。ホテルは外資系より日本オリジナルのほうが好きだとか。スーツはラルフ ローレン。

 

 


<テーラーケイド>
雑誌メンズ・プレシャスの仕事で紹介されてから、足繁く通うようになったテーラー。店主・山本祐平氏の作るものが、長山氏の趣味とマッチしたという。スーツはテーラーケイド。

 

 


<帝国ホテル オールドインペリアルバー>
帝国ホテルのメインバー。建築家フランク・ロイド・ライトが1920年代に手掛けた装飾が見られる。かつては店内でシガーを吸うことが出来たので、葉巻喫煙の練習で通っていた。

 

 


<ホテルニューグランド>
1927年に開業した横浜を代表するクラシックホテル。横浜でロケをする際は、中華街でランチをとり、ニューグランドに立ち寄るのが定番コースだとか。スーツはラルフ ローレン。

 

 


<ル・パラン>
新宿三丁目に位置する隠れ家的シガーバー。クラシカルなムードに惹かれ、葉巻を吸い始めた頃、よく通っていたとか。スーツはラルフ ローレン。

 

 

長山一樹/Kazuki Nagayama
1982年、神奈川県横浜市生まれ。ファッション、広告、アーティスト撮影等、第一線で活躍中。愛機ハッセルブラッドのジャパン ローカルアンバサダーを務め、人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」ではVISUAL DIRECTORとして映像と写真を担当。@kazuki_nagayamaで写真を、@mr_nagayamaでgentleman life styleを発信中。