Wednesday, November 5th, 2025
旬の味覚を極める ― ANAインターコンチネンタルホテル東京「雲海」の季節会席
ANAインターコンチネンタルホテル東京3階の日本料理「雲海」では、旬の味覚を贅沢に取り入れた4種の季節会席を通年で提供している。現在は、松茸や秋茄子、里芋など、旬の素材を巧みに組み合わせた料理が、秋の訪れを五感で感じさせる。
会席コースの一例「悠」では、蕪と柿を合わせた胡桃の白和えの先付に始まり、松茸だけを贅沢に使った土瓶蒸し、本鮪や紅葉鯛など旬魚の造り、鰻や絹かつぎ、焼き芋などの吹き寄せ、すっぽんを使った煮物、そしてこれまた松茸だけの釜炊き御飯まで、ひと皿ごとに深まる季節の香りが広がる。締めくくりの水菓子には、隠れた名物の「雲海」特製かき氷が用意されている。柿やらふらんすのソースといった季節の果物を使ったものから、練乳をメインに使ったしろくま風まで、自然な甘味がやさしい絶品かき氷が揃う。
窓の外に滝の流れる池と四季折々の草花が彩る庭園を望む店内には、テーブル席のほか、座敷3室と個室5室を完備。会食から家族の祝いの席まで幅広く利用できる。木々が色づき始めるこの季節、日本の伝統と美意識が息づく「雲海」で、旬の味覚をじっくりと堪能してみてはいかがだろうか。11月以降は、蟹やフグが主役の食材となる予定だという。
text: yukina tokida










