【銀座】モダンインド料理「スパイスラボトーキョー」が新メニューでさらに進化

　銀座の東急プラザ近くに位置するモダンインディアンキュイジーヌダイニング「スパイスラボトーキョー（SPICE LAB TOKYO）」が、よりモダンで洗練された新コースメニューの提供を開始した。

　新たに誕生したコースメニューは、インドの文化と伝統的な料理法をベースに、世界の調理技術と日本の食材を取り入れ、まるでインド各地を旅しているかのような体験ができる。

　例えばディナーで特におすすめしたい「シェフズコース」では、5種類のインドストリートフードが前菜として楽しめる。ひよこ豆粉を使った蒸しパン「ドクラ」に、タマリンドとコチュジャンをあえたマグロを添えた「チャトバタ・マグロドクラ」、トマトのチャートとインドのサラダ「カチュンバル」を組み合わせた「パプリチャート」、インド全土のストリートで親しまれる「ゴールガッパー」、チキンティッカマサラを詰めた「チキンティッカ・サモサ」、ピリッと辛い赤唐辛子の衣で揚げた「ベビーコーン 65」など、どれも独創的で、インド料理の奥深さと巧みなスパイス使いに驚かされる。

　コースの中盤で登場する「コンサバリ・サラダ」には、新鮮な国産野菜や季節の果物、ナッツに加え、爽やかなココナッツソルベが添えられており、まるでグラニテのように口直しにぴったりの一品だ。また、このコースで堪能できるシグニチャーメニューのビリヤニは、現在「オックステールのハイダラバーディー・ビリヤニ」。あっさりとした米質とほろほろと柔らかい牛テールの相性が抜群で、別添えのヨーグルトソースを加えると、まろやかさが増し、味わいの変化も楽しめる。カレーやナンだけではない、インド料理の奥深さを体感できる一軒だ。

text: yukina tokida