Tuesday, June 18th, 2024
パレスホテル東京が日本各地の魅力を伝えるイベントを開催 第4弾は北陸復興に向けて
パレスホテル東京は、石川県を拠点に活躍するシェフと職人とのコラボレーションイベント「Essence of Japan -北陸シリーズ・石川県-」を2024年8月30日(金)に一夜限りで開催する。同イベントは、2022年から「最上質の日本」の提供することを目指して展開されている「Essence of Japan」の第4弾。本年度は北陸をテーマとしたディナーイベントが開催されている。
今回のイベントでは、輪島塗塗師の赤木明登氏、「L’Atelier de NOTO」のオーナーシェフ池端隼也氏、そしてパレスホテル東京総料理長である齋藤正敏氏がコラボレーションする。赤木氏はこの日のために漆器を特別に制作。この器はコースの一部に使用され、参加者は持ち帰ることができる。そして当日の冷前菜、温前菜、魚料理を池端氏が、アミューズ ブーシュ、肉料理、デザートは齋藤氏が担当する。
冷前菜では、すももやトマト、甘エビに加え、首都圏であまり巡り合えない新鮮な生のバイ貝を使用したガスパチョが登場。野菜の豊かな甘みや、甘エビの旨み、貝のコリコリ感がたまらない一皿だ。また、斎藤氏が手がけるデザートに添えられるアイスクリームは、廃棄されるはずだった食器類をリサイクルした肥料を用いて育てた石川産コシヒカリ「ボナース米」で作られる。米由来のライトな仕上がりのため、パッションフルーツのムースやフレッシュないちじくとの絶妙なバランスを生み出している。全6品のコースで、食材の宝庫といわれる能登の魅力を存分に堪能できるだろう。
今回の売り上げの一部は、令和6年能登半島地震災害義援金として寄付される。
text: yukina tokida