ブランパンが大阪・御堂筋に国内最大の店舗をオープン

「ブランパン ブティック 大阪心斎橋」が、大阪市内で最もラグジュアリーブランドが立ち並ぶ御堂筋にオープンした。店舗は国内最大の売り場面積である総面積約115平方メートルを誇る。

　国内で初となる新コンセプトのデザインで彩られた店内には、ブランドが培ってきた288年の伝統、そして「革新こそ伝統」というブランド哲学を表現。高貴なチェリーの木工細工、暖色を組み合わせた暖かみのあるテイストで居心地の良いモダンな雰囲気を提供する。また、メタル製の荘厳なシャンデリアや、ブランパン本社に近いローザンヌ地方で設立されたスイス人アーティストによるハンドメイド製のジャンピングアワーとレトログラードミニッツを備えたブランパンのトゥールビヨンを表現した彫刻も施され、バックウォールと本棚には、時計職人用の引き出しがエレガントに空間を作り、ブランドの各コレクションに特化したエリアが作られている。

　ブランパンは1930年に世界初の自動巻きレディスウォッチを発表して以来、レディスウォッチのパイオニアとしても名を馳せたブランドだが、このショップには、そんなブランパンが1956年に発表した当時最小の機械式ムーブメント「レディバード」にオマージュを捧げる「レディバードルーム」が国内で初めて採用されている。5月11日に発表された新しいカラーバリエーションで展開する「レディバード」の新作も展示された。

　他にも、ブランドのクラシックな「ヴィルレ コレクション」や、今年70周年を迎える世界初のモダンダイバーズウォッチ「フィフティ ファゾムス コレクション」、そして航空用フライバッククロノグラフ「エアコマンド コレクション」、「メティエダールコレクション」など豊富にラインナップし、上質な空間を演出している。

text miki tanaka