Sunday, April 30th, 2023
伊ヤコブコーエンより生分解性のデニム登場
イタリアのカジュアル・ブランド、ヤコブコーエン(JACOB COHËN)がリリースした「ザ・エンドレス・ラグジュリー・プロジェクト」はサステナビリティのために生まれたカプセルコレクションだ。
土に還り堆肥となるデニムファブリックを使用した2モデルのデニムパンツ、トラッカージャケットに加えて、オーガニックコットンのTシャツがヤコブコーエン直営店のみで展開される。このストレッチ・デニムファブリックは、オーガニックコットンと天然ゴムの弾性糸で作られており、堆肥化プロセスを可能にする独自の特許技術が施され100%生微生物による分解が可能だという。特定の環境にさらされると衣類が微生物によって分解され始めるのだ。
バックラベルもとうもろこしから作られたオーガニック素材で、100%生分解性。糸ですら、ユーカリの木材パルプから作られた、天然素材100%である。その他、ハンドタグや専用パッケージも環境に配慮されたものが使われている。
マイクロプラスチックを含まない堆肥化可能なこのデニムは、現在の市場において最もサステイナブルなウエアのひとつといえるだろう。
text the rake編集部