Sunday, January 29th, 2023
パレスホテル東京の「エステール」に
ふたりの星付き凄腕シェフが就任
パレスホテル東京のフランス料理「エステール」にて、小島 景(こじま けい)シェフとNormand Jubin(ノルマン・ジュビン)ペストリーシェフが新たに就任した。
アラン・デュカス氏と、その右腕であるフランク・セルッティ氏と10年以上ともに働いた経歴を持つ小島シェフは、モナコのミシュラン3つ星レストラン「ル・ルイ・キャーンズ アラン・デュカス」で副料理長を3年間務め、「ベージュ アラン・デュカス 東京」の総料理長に就任して8年連続でミシュラン2つ星レストランとして掲載された凄腕の持ち主。アラン・デュカス氏に「世界で最も私の料理哲学を理解し、実践する日本人シェフ」と称されており、日本のテロワールと旬を活かして食材の美味しさを引き出す深い味わいが高く評価されている。
一方、ノルマン・ジュビン氏は、スイスのミシュラン3つ星レストラン「レストラン ド ロテル ド ヴィル」や「フォーシーズンズ アスティル パレス ホテル アテネ」のミシュラン1つ星レストラン「ペラゴス」などのシェフパティシエを務め、26歳という若さながらも豊富な経験を持つ実力派。「ただ美味しいだけではなく、その先にあるアートや想いを感じていただけるような料理でお客様に情熱を届けたい」と語る。新メニューの提供は2月下旬頃を予定。両氏とともに、日本のテロワールを大切にしたフレンチファインダイニングの高みを目指すという。
text: CHIHARU HONJO