Thursday, November 17th, 2022
高品質でサスティナブルなコーヒーが自宅に届く「TYPICA CLUB」の会員募集開始
コーヒー生産者とロースターのダイレクトトレードを叶えるオンラインプラットフォーム「TYPICA(ティピカ)」。同プラットフォームは、これまで約18トンというコンテナ単位での取引が基本とされていた生豆のダイレクトトレードを、およそ60キロの麻袋単位から可能にしたことで、輸出のためのリソースを持たない小規模生産者でも収穫、精製したてのコーヒー生豆を簡単に出品できると同時に、生産者名や農園名などコーヒー生豆の情報や流通経路を明確にしたコーヒーを消費者まで届けたいと願うロースターが、それらの生豆を直接購入できる仕組みを実現した。
そんなTYPICAが先月、生産者の顔が見える旬のコーヒーが毎月届く業界初のサブスクリプションサービス「TYPICA CLUB」をローンチした。このサービスでは、ダイレクトトレードによって日本に輸入されたコーヒー生豆を日本各地のロースターが焙煎し、豆や粉、ドリップバッグなど好みの形で会員の元へ毎月届けられる。
ユニークなのは、飲み手がコーヒー生産者とつながれることだろう。生産者にメッセージを送ったり、チップを手渡したりすることができるのだ。チップはコーヒーのサスティナビリティを高めるプロジェクトにあてられるという。
会員募集は一年に1回。2023年4月からのコミュニティ始動に向けて、現在初年度の会員メンバーを募集中だ。
text: YUKINA TOKDA