ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2004
プレニチュード 2が今秋より発売

　限られた本数のみセラーに保管され、長く熟成されるドン ペリニヨンのヴィンテージ。その2004年のヴィンテージ「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2004 プレニチュード 2」が、全国主要百貨店などで2022年10月1日より順次発売される。

　ブドウの生産に悪影響を及ぼす深刻な霜害や歴史的な猛暑など、ダイナミックなリズムを刻んだ2003年の後、再生と静穏の年となった2004年。天候の大きな乱れや気温の過不足もなく、平年よりやや涼しい8月が過ぎると暑く乾燥した数週間がこのヴィンテージを特徴づける。2003年に残されたエネルギーを使って、ブドウの木は順調に生育し、自らが持つ⼒を十分に表現した素晴らしい成熟度のブドウが収穫され、2004年には堅固さよりボリューム感のある味わいを感じさせるワインが誕生した。そのため、他のどのドン ペリニヨンのヴィンテージよりもブレンディング時のワインの力強さがポテンシャルを秘めた状態で残り、澱とともに長く熟成させることで、透明感のあるしっかりとした骨格が楽しめる。

　2013年の初リリースから澱引きすることなくセラーに残されたドン ペリニヨン ヴィンテージ 2004のワインは、18年の熟成期間を経て熟成し、ボディを引き締め、丸みを帯びさせながら、その本質に磨きがかけられた。ブーケは、優美と余韻を兼ね備えた柔らかさが花開き、果実味の触感が感じられ、ミネラル感も健在で、ローストの香りでアクセントが付けられた塩味を感じさせる。