Saturday, May 21st, 2022

ラルフ ローレンが歴史的黒人大学
2校とのコラボコレクションを発表

 ラルフ ローレンが「モアハウス カレッジ」および「スペルマン カレッジ」とのパートナーシップを拡大し、両校の豊かなヘリテージと伝統にインスパイアされた初の限定カプセルコレクションを発表した。

 このコレクションでは両校の歴史に敬意を表し、ストーリーテリングの幅を広げるとともに、アメリカンドリームの姿を新たに思い描く取り組みを具体的な形にすることを目指す。

 黒人の人々の生活と体験の物語を伝えたいという思いが、ブランドのインスピレーションや志の中に注ぎ込まれ、カメラマン、クリエイティブディレクター、撮影監督、タレントなどを含む全てのキャストが黒人で構成されたラルフ ローレンとして初の試みがなされている。モアハウスとスペルマンの卒業生がコンセプトとデザインを担当し、スタッフは主に両校の学生、教員、卒業生で構成。キャンペーンは、国際的に高い評価を得ているファッションフォトグラファーのナディーン・イジェヴェレが撮影した。

 両校の身だしなみの伝統と歴史をラルフ ローレンならではのテーラリングで表現したこのコレクションは、ブランドのアイデンティティと切っても切り離せない「カレッジ」のフィーリングを強く打ち出す。コレクションは、モアハウスとスペルマンの学生が 1920年代から1950年代にかけて着用したファッションスタイルを参考に両校の長い歴史を物語り、アメリカンスタイルへの貢献を称えるものとなっている。例えばスペルマンコレクションの中核をなす白いパッチワークのアイレットとシルクのラップドレスは、学生の入学を記念して行なわれる、待望のホワイトドレスのセレモニーを象徴し、ウールフランネルのブレザーは、伝統として入学初日に学生に贈られるモアハウスのブレザーへのオマージュとなっている。