Friday, May 13th, 2022
ルイ・ヴィトンの匠の技に
オマージュを捧げる一冊
今年2月、アスリーヌ社からフランス語、英語版にて出版された、ルイ・ヴィトンのアトリエと職人たちにスポットライトを当てた書籍『ルイ・ヴィトン マニュファクチュール』の日本語版が、4月15日よりルイ・ヴィトン ストアおよび公式サイトにて販売されている。
ルイ・ヴィトンはアトリエについて、職人たちがサヴォアフェール(匠の技)を学び、敬い、継承し、そして革新をもたらしながら、常に伝統的なアトリエの概念に挑む、個々の特性や実現の場であると考えてきた。モン・サン=ミシェルの堅牢な姿が望めるフランスのノルマンディー地方にあるデュセのアトリエや、日光が降り注ぐボール・シュル・レイヨンにあるアトリエ、さらに各地に息づく専門技術や職人の卓越した技を追い求め、フランスを超えてジュネーヴ(スイス)やフィエッソ・ダルティコ(イタリア)、さらにはテキサス(アメリカ)など、さまざまな地域に広がるアトリエたち。本書では、これらのアトリエの美しいロケーションや建物と共に、創業者ルイの手法やサヴォアフェール(匠の技)を21世紀に繋ぎながら、ルイ・ヴィトンのクリエーションを通して自らの才能を表現する卓越した職人たちにスポットライトを当てている。
今回のために特別に撮影された数々の写真に彩られた本書は、ルイ・ヴィトンのアトリエ、ならびにそこで働く人々にオマージュを捧げる1冊となっている。
写真2~6枚目:© Oliver Pilcher