「ニコライ バーグマン
箱根 ガーデンズ」がオープン

　20年以上日本を拠点に活動するデンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン。日本独自の伝統、文化、風土から得られるインスピレーションを最大限に生かしながら、和と洋を融合した独自のデザインで知られるが、そんな彼の世界観を通して人と自然が繋がるような場所となる「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」がオープンした。

　ありのままの箱根の自然を最大限に生かし、訪れる度に変化を魅せる大自然の中のガーデンで、バーグマン氏の感性と箱根の自然が共鳴し、四季折々の美しさを五感で体感できる。あえて植物を地植えせず、園内各所に箱根のユニークな自然を生かしたフラワーアートインスタレーションやフラワープランターを配置することで、季節ごとに異なる姿が楽しめる仕組みだ。また敷地内の倒木から手作りしたカフェテーブル、倒木をウッドチップにして園内の通路に敷くなど、SDGsへの取り組みも意識している。

　各パビリオンやマーケットプレイスでは、季節に合わせたイベントやワークショップ、作品展示など、さまざまな企画が用意されている。またバーグマン氏が創案したカフェ「ニコライ バーグマン ノム 箱根」も併設。自然光が降り注ぐこだわりの屋根、利用者が心地よく風に包まれるように設計された3つの大きな扉、デンマークの老舗家具ブランド「FRITZ HANSEN」や照明ブランド「LOUIS POULSEN」のインテリアなど、スカンジナヴィアスタイルの店内で、箱根の食材を使用したデンマークらしい料理が提供される。