ヘルノからHモノグラムの
ダウン入りボンバーが登場

　ヘルノは、伊・フィレンツェで開催されたメンズ服の国際見本市、ピッティ イマージネ ウオモにて、2022年秋冬コレクションを発表した。

　今回のコレクションでは、ヘルノのアーカイブから復活した、Hモノグラムにフォーカスしている。これはブランドが創業した60年代にコレクションの主役となっていた、イニシャル「H」を使ったモノグラム ファブリックに由来する。当時はこれがベージュの丈夫なコットン キャンバス ジャカードにあしらわれていた。

　Hモノグラムが施された、定番のトレンチコートとレインコートは数シーズン前から復活していたが、今回の最新コレクションでは、このHモノグラムを、今のトレンドに合わせて一新。ウィンターシーズンに大活躍しそうなHモノグラム初のグースダウン入りボンバージャケットが登場した。シルエットは、オーバーサイズに近いリラックスフィット。ステッチによるオーバル型のポケットが付き、ダークブラウンのラバー製の大きめのファスナーと、シルキーなナイロンのライニングとがカラーコーディネートされている。ヘルノならではの伝統や職人技を活かしつつ、ストリートテイスト溢れるモダンなコレクションが完成した。