ラポ・エルカンとイザイアがコラボし
限定チャリティTシャツ発売

　イザイアとラポ・エルカンが主宰する非営利組織「LAPS Association」がコラボし、Covid-19によって引き起こされた経済ダメージによって、特に深刻な状況に陥っているスカンピアやリオーネサニタなどナポリの貧民窟を救済支援するためのTシャツプロジェクトをスタートする。このプロジェクトは、ナポリで生まれたイザイアと、祖母がナポリ出身でナポリには思い入れのあるラポのナポリ愛から生まれている。

　このTシャツは「Abbracciame（ハグして）」と名付けられ、フロントにはこのロゴが、バックには着ている人を抱擁しているような手のプリントが施されている。イザイアはこれまでもイタリアンジェスチャーをプリントしたTシャツのシリーズを発売してきたが、それに通じるユニークなデザインだ。「これまで当たり前だったハグという行為をすることが、感染防止のためにもうできなくなってしまった現状へのアイロニーが込められている」のだとか。

　Tシャツはラポエルカンの誕生年である1977年に因んで合計1977枚製造され、それぞれにナンバリングがなされたリミテッドエディションだ。イザイアのショップとオンライン上にて99ユーロで販売され、その収益は全額寄付される。

「これからさらに厳しい状況が予想される中、愛する母国イタリアとナポリの助けになりたい。財団に寄付しても本当に必要な人に届くか疑わしい中、自分でアクションを起こしたいと思った」とラポ・エルカン。また、ジャンルカ・イザイアは「泣いていても仕方がない。先が見えない状態だが、すぐ前のことを考えて少しずつ前進することが大事だ。そんな素晴らしいメッセージを発信していきたい」と語る。

Tシャツ販売ページ

www.isaia.it/Shop/Clothing/Knits/MCA006_000_JCA06_000_XL

イザイア公式ホームページ

https://www.isaia.it/