Thursday, January 30th, 2020

J.M. WESTONのサステナブル活動
「ウエストン・ヴィンテージ」

 1891年創業のフランスのラグジュアリーメンズシューズの代名詞「ジェイエムウエストン」。170人余の職人に支えられるグッドイヤー製法を受け継いだ伝統的な技術による、その上質な靴を一生ものとして愛する人も多い。故に同ブランドはこれまでもシューズを大切に長く履き続けてもらいたいという願いから、拠点であるリモージュの工場に修理工房を設け、毎年約10,000足のシューズを修理・再生してきた。

 そんなジェイエムウエストンはサステナビリティにフォーカスした活動をさらに進め、今年1月から新プロジェクト「ウエストン・ヴィンテージ」を立ち上げた。これは履かなくなったシューズを 回収 、リモージュの工房で修理・修復を施し、新品のように蘇らせて再販するというものだ。

 このプロジェクトの始動を記念し、2020年秋冬メンズコレクションの期間中「ウエストン・ヴィンテージ」を基に、アーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクターのオリヴィエ・サイヤールが手を加えた一点物のヴィンテージシューズ27点を、パリ サントノーレ店にてプレゼンテーションで発表した。

 日本では4月中旬から販売予定で、「ウエストン・ヴィンテージ」のレギュラーコレクションとオリヴィエ・サイヤールの手が加わった一点物のシューズの一部を展開する。

 限られた資源を再利用するサーキュラー・エコノミーを活性化するとともに、同ブランドの名作を次の世代に引き渡す役割を担うこの素晴らしい取り組みに注目したい。(写真:©Virgile Guinard)

 

 

ジェイエムウエストン 青山店

東京都港区南青山5-11-5 住友南青山ビル1階

TEL.03-6805-1691

www.jmweston.com/jp/