Wednesday, April 11th, 2018

NYのオートショーにて公開された
マセラティ史上最速のSUV

 マセラティが、V8エンジンを搭載した初のSUV「レヴァンテ トロフェオ」をニューヨーク国際オートショーにて公開した。快適性はもちろんのこと、0-100km/h加速はわずか3.9秒、最高速度は300km/hを超える比類なきパフォーマンスを実現しており、マセラティ史上最もパワフルで最速な究極のラグジュアリーSUVとなっている。

 この新たな車は、マセラティのQ4インテリジェントAWDシステム用に設計された3.8リッターツインターボV8エンジンを搭載しており、最高出力590ps/6,250rpm、最大トルク730Nm/2,250rpmを発生。リッターあたりの出力はマセラティ最高の156ps/を誇る。他にも、専用のカーボン・エクステリア・パーツや力強い22インチアロイホイールを装着し、シフトレバー・デザインも一新している。また、スポーツシートには最高級のフル・グレイン・レザーである“ピエノ・フィオーレ”を使用し、ヘッドレストには“Trofeo”ロゴを刺繍するなど、レヴァンテの最高峰となるインテリアを備える。

 レヴァンテ トロフェオの生産は2018年夏よりトリノのミラフィオーリ工場で開始し、エンジンはフェラーリのマラネロ工場で手作業で組付けられる。スーパーカーのパフォーマンスを持つグランドツアラーというマセラティの哲学を継承した新モデルに期待したい。