素敵な趣味の履歴書を
Tuesday, May 26th, 2020
text shige oshiro
Rakish(レイキッシュ)な読者の方々は、趣味の欄に何を記載されているだろうか。
ダイビング、ヨット、クルーザーなどのマリンスポーツ全般を、趣味として愉しんでいる私であるが、昨年の秋、人生初のフルマラソンにエントリーをした。
今さら、とも思われるかもしれないが、ゆっくりと自分のペースで楽しむことができる身近なスポーツをと考えたところ、シンプルにマラソンに行き着いたのだ。結論から言うと、これが思っていた以上に、実に楽しい。
初めてのフルマラソンであったため、パーソナルトレーニングを幾度も重ね、より無理のない、楽しく走れる走法を会得した。ギア選びにおいても抜かりなく、自分自身のこだわりをもって、シューズ、ウェア、時計など入念に選んだ。
過程を楽しみながら万全を期して臨んだ初マラソンは、走破タイムこそ平凡ではあったが、また新たな趣味をひとつ見つけられたことが嬉しい。今後も、シカゴ、ボストン、ベルリン、香港国際マラソン……と次なる目標は尽きない。
殊に身体を動かすような趣味を持つことは、身体のメンテナンスになるだけでなく、メンタルも整えてくれるのだと、年を重ねるにつれて強く感じる。混沌とした日常と距離をおいて、自分自身と向き合い、素の自分に戻れる時間は、明日への力を与えてくれるのだと。
秋晴れのフルマラソンチャレンジ真っ只中 ―心身ともに健康じゃないと何もできないのよ貴方― どこからか亡き祖母の口癖が脳裏に浮かんだ。
Letter from the President とは?
ザ・レイク・ジャパン代表取締役の大城が出合ってきたもののなかで、特に彼自身の心を大きく動かしたコト・モノを紹介する。