SCABAL × SAITAMA Panasonic WILD KNIGHTS
名門SCABALの“ロイヤルコレクション”を埼玉ワイルドナイツのラグビー戦士が纏う
March 2025
photography jun udagawa
styling akihiro shikata

「スキャバル パーソナル」で仕立てたスーツを着用した埼玉パナソニックワイルドナイツの選手たち。左ページ左後ろから時計回りに、センターの長田智希選手、センター/ウイングのディラン・ライリー選手、フランカー/No.8のベン・ガンター選手、ウイング/スタンドオフ/フルバックの竹山晃暉選手、フッカーの坂手淳史選手、スタンドオフ/フルバックの山沢京平選手。右ぺージ左後ろから時計回りに、スタンドオフ/フルバックの山沢拓也選手、フランカー/No.8の大西 樹選手、スクラムハーフの小山大輝選手。
1938年、ベルギーのブリュッセルで創業したスキャバルは、英国サヴィル・ロウのテーラーを筆頭に、イタリアやフランス、日本の一流テーラーからも揺るぎない信頼を得ている世界有数の名門ウールンマーチャントだ。今日までアメリカの歴代大統領をはじめ、世界各国の首脳陣、さらには錚々たるセレブリティたちが、スキャバルの生地で仕立てられたスーツに身を包んできた。映画『007/カジノ・ロワイヤル』でダニエル・クレイグが着ていたスーツも、スキャバルの生地で仕立てられたものだった。
そのスキャバルは、2024年よりジャパンラグビー リーグワンの「埼玉パナソニックワイルドナイツ」をスポンサードし、パーソナルオーダースーツ「スキャバル パーソナル」を提供している。選手たちが着用している美しきネイビー無地のスーツは、鋼のように屈強に鍛え上げられた選手各々の身体に合わせ、パーソナルオーダーならではの綿密な補正を入れて仕立てられたものだ。
生地は、スキャバルを代表する定番ファブリック「THE ROYAL(ザ ロイヤル)」。スーパー100’sのウールを使用し、経糸に74番双糸、緯糸に56番単糸を用いて織られた大変しなやかな生地は、原毛の品質の高さが生む上品な光沢、深みのあるミッドナイトネイビーが、着る人の内面のエレガンスをグッと引き立たせ、バランスのよさに溢れている。
かくもクールなスーツスタイルを見せてくれるチームは、そうはない。これは埼玉ワイルドナイツの選手もスキャバルも、大いに株を上げることだろう。

上:ラグビーワールドカップ2023の日本代表選手としても活躍した長田智希選手(左)と、昨年日本代表に初選出され、2023/2024リーグワンベスト15にも選出された小山大輝選手(右)。下左:3月13日現在、リーグワンのディビジョン1で首位を走るチームの原動力になっている竹山晃暉選手。下右:鍛えに鍛えられた身体にスーツが似合う大西 樹選手。

「スキャバル パーソナル」のスーツは、銀座の和光本店でオーダーが可能だ。国内縫製のパーソナルオーダーで、納期は約1.5カ月。「ザ ロイヤル」の生地で仕立てたスーツは¥242,000~(オーダー価格)。Scabal Personal
お問い合わせ先
スキャバルジャパンTEL.06-6232-2755
本記事は2025年3月25日発売号にて掲載されたものです。
価格等が変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
THE RAKE JAPAN EDITION issue 63