アワーグラス、ジャン-クロード・ビバー氏のブランド「BIVER」取扱開始

　アジアを中心に10の都市で展開する高級時計専門店として名高いアワーグラスが、ジャン-クロード・ビバー氏が創設した時計ブランド「BIVER」の取り扱いを正式に開始した。

　ビバー氏はブランパンやウブロを成功へと導き、LVMHグループの時計部門を統括した人物。辣腕経営者として名を馳せ、時計界の生ける伝説として知られる。2018年に一旦時計業界を退いたが、キャリア50周年となる2023年に自身のブランドを立ち上げ、少量生産のハンドメイドによる時計を展開している。

　日本進出にあたり、ビバー氏が来日し、ローンチイベントが開催された。カリヨン・ミニッツリピーターとトゥールビヨンを搭載したブランドの第一作「カリヨン・トゥールビヨン・ビバー」をはじめ、アワーグラスジャパン限定モデルもお披露目された。

　ザ アワーグラスジャパン代表の桃井敦氏とビバー氏は、30年来の信頼関係を築いており、その絆が今回の独占取扱契約へとつながった。アワーグラスは今後、ビバー氏の時計製造への情熱を体現する「BIVER」の魅力を発信していく。

text: the rake