Wednesday, March 12th, 2025

リシャール・ミルが男子プロゴルフツアーの新規大会を主催

 高級時計ブランドのリシャール・ミルが主催、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が共催・主管で、新たな男子プロゴルフツアー公式戦が開催される。「リシャール・ミル チャリティトーナメント 2025」と題された本大会は、2025年7月31日(木)から8月3日(日)までの4日間、石川県羽咋郡宝達志水町にある能登カントリークラブで行われ、144人のプロゴルファーが出場する。

「チャリティトーナメント」とされている通り、令和6年能登半島地震・豪雨の被災地支援やジュニアゴルファー育成など、本大会を通じてさまざまな支援活動を行う。賞金総額1億円のうち5%を被災地支援のために寄付するほか、大会のギャラリープラザでは宝達志水町商工会や輪島朝市組合などと協力し、特産品の販売を実施。さらに、ジュニアゴルファーを無料招待し、出場プロによるレッスン会も開催する。期間中には、地元花火師による花火大会も計画されているという。

 大会のプロアマ戦および指定練習日にあたる7月29日(火)と30日(水)には、「リシャール・ミル チャリティペアマッチ2025」も実施される。これは、リシャールミルジャパンが2021年より不定期で開催している招待制の競技会で、男女プロゴルファー各16名がペアを組んで試合を行う。こちらの大会でも独自のチャリティ企画が予定されている。

「金銭的・物質的な支援だけではなく、地元の人々を心から楽しませたい」という、リシャールミルジャパン代表取締役の川﨑圭太氏の熱い思いが結実した本大会。より多くの人に観戦してもらうため、観戦は無料(事前登録制となる予定。詳細は後日公式サイトにて発表)。大会期間中に集められた寄付金はリシャールミルジャパン財団を通じて石川県に寄付される。被災地支援や地域活性化への貢献が大いに期待される。

 

 

text: the rake