Wednesday, April 23rd, 2025
代官山に、新感覚のブティック&レストラン「Oil(オイル)」が誕生
代官山に、国や文化の垣根を超えた食とライフスタイルを提案するブティック&レストラン「Oil(オイル)」がオープンした。ブランディングを中心に手がける株式会社ance(代表兼クリエイティブディレクター:玉川萌木)による新たなプロジェクトだ。
同店は、ブティックとレストランのふたつの顔をもつ。ブティックでは、古今東西の生活に寄り添うアイテムを幅広く展開。週ごとのムードに合わせてセレクトされる生花をはじめ、インドやマレーシアの職人が手作業で仕上げるオリジナルのインセンスやキャンドル、イタリアやフランス、日本のヴィンテージの器などを取り揃える。
レストランでは、かつて「Latin America’s 50 Best Restaurants」にランクインした有名店でヘッドパティシエを務めた経歴をもつ、チリ・サンディエゴ出身のアリエル・ミヤマン氏が腕を振るう。繊細で美しく、フュージョンを超えた独創的な料理を楽しめる。朝8時から夜18時まで通しで営業しており、モーニング、ランチ、カフェ&バーとして利用可能。モーニングには、自家製ブリオッシュに野菜やフルーツ、シチューなどを挟んだブリオッシュサンドや、自家製グラノーラとヨーグルト、サラダ、ココナッツスープなどが並び、ランチタイムには、魚介や肉のメインにパンとサラダを添えたセットメニューや、日替わりの魚を使ったセヴィーチェを提供。夕方のバータイムには、南米発祥のメスカルやピスコ、ナチュラルワイン、各種カクテルやモクテルも揃う。
また、不定期で国内外のシェフやバーテンダーとのコラボレーション企画も実施予定。6月29日(日)には、「Quarter Room」のオーナーバーテンダー・野村空人氏を迎え、ペアリングのテイスティングメニューを提供する。
さらに、毎月第3月曜夜には音楽イベントも開催。シンガーであり、DJ、イギリスの老舗ブロードキャスト「NTS」や「Rinse FM」などのラジオにもミックスを提供しているAndry(アンドリー)とともに、毎回ゲストやスタイルを変え、ジャンルにとらわれない“音のある空間”を目指すという。
text: yukina tokida