THE RAKE X RALPH LAUREN 'NEGRONI BEAR' POLO BEAR WATCH

THE RAKE×ラルフローレン
“ネグローニ・ベア” ポロベア・ウォッチ発売!

Sunday, November 1st, 2020

THE RAKEにラルフ ローレンの伝説がやってくる。

2020年11月12日に発売された新作時計に乾杯して欲しい。

ご興味のある方は、こちらよりご購入を。

 

 

by wei koh 

 

 

 

 

 彼の顔は世界中で知られている。彼のかわいらしい姿に、男女を問わず魅了されている。スポーツ・シック、プレッピー、そしてブラック・タイの間を難なく行き来する彼のスタイルに、多くの人が夢中になっている。カニエ・ウエストからドレイク、ジョン・メイヤーまで、多くのセレブリティもぞっこんだ。

 

 彼がスケートボードに乗って登場したという噂は、ネット上で話題となり、何百万人ものファンが彼に会うチャンスを求めている。

 

 彼は何も語らないが、温かくて深い茶色の瞳が、その優しい心を物語っている。小柄ではあるが、他に類を見ないカリスマ性と強い個性を持っており、さまざまなインスピレーションを与えてくれる。

 

 混乱した2020年において、彼は多くの人にとって希望の象徴となっている。

 

 私が話しているのは、もちろん、わずか29歳でファッションとポップカルチャーの両方のアイコンに上り詰めた、ラルフ ローレンの“ポロベア”のことだ。

 

 

Ralph Lauren For The Rake Negroni Polo Bear Watch

Ralph Lauren For The Rake Negroni Polo Bear Watch
$ 1,950

 

 

 私の紹介文は、半分はジョークだが、そこには真実も含まれている。なぜなら、私とTHE RAKEのチームは、世界は今まで以上に優しさや温かさ、子供のような無邪気さを表すシンボルを必要としていると感じているからだ。私たちにとってポロベアは、これまで以上に大切なものとなっている。

 

 ポロベアは、私が世界で最も偉大なデザイナーであるだけでなく、最高の人間の一人だと考えている人物=ラルフ・ローレンによってクリエイトされた。ラルフ・ローレンが真の天才であること、素晴らしい人物であることについては、ここでは深く語らない。しかし、彼のヒューマニティ溢れる数々の活動は、よく知られているところだろう。それについて読みたい方は、THE RAKE JAPANのIssue3Issue25のカバーストーリーをチェックしてみて欲しい。

 

 ラルフ・ローレンの何が一番好きかというと、私たちを笑顔にしてくれる服やモノを作る能力があるところだ。そしてポロベアは、その最高傑作なのだ。

 

 

 

 

 ポロベアのルーツは、1980年代後半にまで遡る。ラルフ ローレンのチームがローレンと彼の控えめでエレガントな弟ジェリーに、彼らをモデルにしたシュタイフのテディベアをプレゼントしたのが始まりだ。ベアたちにはラルフ ローレンのメンズウェアを作っているのと同じ工場で作られた、コスチュームが着せられていた。ローレンはこのテディベアをたいそう気に入り、1991年に200体限定で発売することを決めた。

 

 SNSなどはまだなかったにもかかわらず、このベアの話題はニューヨーク中に広がり、マンハッタンのマディソン・アヴェニューにあるフラッグシップ・ショップには、大勢のラルフ ローレン信者が駆けつけ、週末には売り切れてしまった。

 

 このクマはドイツのシュタイフ社製で、彼がプレゼントされたベアと同じく本格的な服を着ていたため(具体的には、グレイ・フランネルのプリーツパンツ、編み込みのレザーベルト、ブルーのオックスフォードのボタンダウン・シャツ)、供給量は限られていた。

 

 ポロベアは、またたく間にブランドの新しいシンボルとしての人気を得た。アメリカ国旗のセーターを着ているベアが刺繍されたポロベア・セーターなどの衣料品もリリースされた。このセーターは“アイコニック・ポロベア・セーター”として今日に至るまで人気商品である。1991年から2001年までの10年間、ポロベアのキャラクターは引っ張り凧となり、ベアが付けられているものはすべてカルト的なコレクションの対象となった。

 

 中でも白眉は、いわゆる“ネバーエンディング・ベア”と呼ばれるセーターだ。ポロベアがポロベアのセーターを着て、さらにそのポロベアがポロベアのセーターを着ているのだ。

 

 

 

 ポロベアは、ウエスタン風フリンジ・ジャケット、バスク風シャツとエスパドリーユ、キャメルのポロコートとプレッピー風な装い、RLXのスキーギア、そして私のお気に入りであるモノグラム入りのイブニングスリッパーを履き、マティーニを手にしたイブニングスーツ姿など、あらゆるものを着て描かれてきた。

 

 正確に言うと、ポロベアには3つのブラックタイ・バージョンがあった。クラシックなブラック、ホワイトのディナージャケットにブラックのトラウザーズ、そしてブラックウォッチのタータン・ジャケットに派手な赤いソックスを合わせたものである。

 

 詩人ウォルト・ホイットマンの言葉を借りれば、“ポロベアはデカかった。いろんなものを詰め込んでいるんだから”。

 

 事実、ポロベアがまとってきたコーディネイトは、ラルフ ローレンの最も象徴的なルックのカタログとなり、その世界がいかに多様性に富み、かつ魅力的であるかを示している。

 

 どのスタイルでも、ベアはクールで、凛としており、まるで成功者のように見えつつ、フレンドリーだった。そして何よりも重要なのは、年齢、民族、性別、社会的地位に関係なく、人々を笑顔にしてくれたことだ。

 

 

 

 

 2001年、シュタイフとのパートナーシップは終了し、ラルフ ローレンのウェアにのみポロベアが使用されることになった。しかしその頃までには、ポロベアの服は独自の世界を築いており、特にヒップホップのアーティストたちの間で愛されていた。

 

 最も有名なのはカニエ・ウエストだろう。代表作であるアルバム『ザ・カレッジ・ドロップアウト』が発売された頃は、彼は毎日のようにポロベアのセーターを着ていた(実際のジャケットでは、彼自身がベアに扮している)

 

 その後もポロベアの人気はますます高まり、ラルフ ローレンを代表するキャラクターとして定着した。

 

 例えば、ポロベアとパレス・スケートボードとのコレボレーション・アイテムは、まさに大人気だった。ポロ×パレスのセーター(私は2着持っていて、1着は本誌の編集者に、もう1着はC.E.O.にプレゼントした)は、発売と同時にインターネット上で爆発的な人気を博した。もしセカンダリー・マーケットで見つけられれば、非常に高いプレミアムがついているだろう。

 

 私は個人的にも非常にポロベアに魅了されていて、ラルフ ローレンのコーデュロイ・ディナージャケットの背中に、タキシード姿のポロベアのパッチを縫い付けてもらったこともある。

 

 

 

 

 2019年11月、ポロベアは3つの魅力的な時計の文字盤に登場した。それらの時計は“ポロ ラルフ ローレン”ブランドとしての初の時計であり、今年になって発売されたポロ・プレイヤーのシリーズへと繋がった。ベアたちは3つのローレンのアイコニックなスタイルに身を包んでいた。

 

 ディナージャケットにフレアージーンズとカウボーイブーツを合わせた“タキシード・ベア”、ツイードジャケットにジョッパーズ、ライディングブーツを履いた“ベッドフォード・ベア”(この名前はローレンが住んでいる土地の名前から取られた)、アメリカ国旗のセーターにデニムジャケットとジーンズを合わせている“アメリカンフラッグ・ベア”である。

 

 時計は42mmのスチールケース、オフホワイトのラッカーダイヤル、キャリバーRL200と呼ばれる自動巻きムーブメントを搭載している。私にはそれは、信頼性の高いETA28シリーズのムーブメントに似ているように思えた。

 

 各100本限定で作られたこのポロベアの時計は、最初のシュタイフ製ベアの発表を彷彿とさせるような速さでショーケースから飛び出していった。

 

 手首を見下ろすと、世界で最も身なりの良いベアが自分をじっと見つめている・・そんな光景を見たくない人はいないだろう。

 

 

 

 

 ポロベア・ウォッチの発売以来、私は密かにTHE RAKEとベアのコラボ時計を夢見ていた。そしてついに勇気を出してリクエストしたところ、ローレン氏が快諾してくれたことを知り、大喜びしたのだ。

 

 すぐに私とチームは、ポロベアをどのようにスタイリングするべきかを話し合った。その結論は、華やかなフル・イブニングウェアというものだった。ニューヨークにある架空のクラブ“ラルフズ”に向かう時の装いというのがテーマだ。

 

  THE RAKEに詳しい方ならご存知かも知れないが、われわれの雑誌の代名詞となったカクテルがある。ネグローニだ。ビター、ベルモット、ジンをブレンドしたもので、もともとはフィレンツェのカフェ・カソーニにおいて、カミーロ・ネグローニ伯爵のために伝説的なバーマン、フォスコ・スカルセリが生み出したものだ。

 

 今年、THE RAKEのコミュニティにとって、ネグローニは絶望への抵抗の象徴となった。その独特のオレンジの色合いは、闇に向かって明るく燃える炎のようだ。

 

 そこで、私たちは迷うことなく、この酒を楽しむポロベアをデザインしてほしいとお願いした。このひどい一年においても、ベアはエレガントかつしっかりと立っているのだ。

 

 

 

 

 この時計の秒針と5時位置のインデックスはネグローニ・オレンジで描かれている。なぜ5時なのか? それは、いつも世界のどこかは5時だからである。

 

 今年の11月、ポロベア・ウォッチのデビュー1周年に合わせて、“ネグローニ・ベア”の愛称を持つ“レイク・ベア・ニューヨーク”を発表することができ、とても嬉しく思っている。

 

  価格は1,950ドルで、200個の限定製作だ。黒のカーフ・ストラップだけでなく、ネグローニ・オレンジのグログラン・ストラップが付属している。

 

 このネグローニ・ベアが、これまでの兄弟たちと同様に、持ち主に大きな笑顔を与えるという使命を果たしてくれることを願っている。

 

 THE RAKE ×ラルフ ローレン“ネグローニ・ベア”ポロベアが、THE RAKE通販で発売中だ。この新作とともに、是非ともグラスを傾けてほしい。ご興味のある方は、こちらよりご購入いただけます。