Special Event “Dear Watch Lover”
日本橋三越本店で見つける、洗練されたライフスタイル
March 2025
日本随一の上質なショッピングエリアに位置する老舗百貨店、日本橋三越本店。その名にふさわしい特別な催し『Dear Watch Lover』が、本館6階 ウォッチギャラリーを中心に開催される。時計だけでなく、衣・食・住すべての洗練されたライフスタイルが提案される貴重な機会だ。
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日本橋三越本店 本館6階のウォッチギャラリーをハブとして、日本橋三越本店全館が一体となる『Dear Watch Lover』が開催される。このスペシャルイベントは、小誌『THE RAKE JAPAN EDITION』とともに時計愛好家の関心に合わせた「衣・食・住」の希少なアイテムをキュレートし、特別な体験を提案する新しい試みで、2週間ずつの2部構成で展開。Vol.1（3月5日から3月18日まで）は世界の歴史的名品や一期一会の希少な逸品に、Vol.2（3月19日から4月1日まで）は日本の美意識や職人技に裏打ちされた精緻な日本製の逸品にフォーカスする。会期中に展開される逸品やサービスの中から、その一部をご紹介しよう。
Dear Watch Lover
開催場所：
日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー（そのほか全館で連動）
開催期間：
Vol.1 ～世界の歴史的名品や、一期一会の出会いとなる希少な逸品
3月5日（水）〜3月18日（火）
Vol.2 ～世界が注目する日本にフォーカスをあて、日本の美意識、感性、技術を駆使した逸品
3月19日（水）〜4月1日（火）
《時計》
期間中、ウォッチギャラリーでは「ビンテージストック」（希少なデッドストックモデルの特別販売）を開催。希少ブランドの時計愛好家必見のラインナップが揃う。
WEMPEの「ツァイトマイスター アニュアルカレンダー」
1878年創業のドイツを代表する時計宝飾店、ヴェンペのオリジナルウォッチ。月の大小（30日と31日）を自動で判別するアニュアルカレンダー機能を備えた、世界限定100本の希少なモデル。自動巻き、SSケース、42mm。¥1,017,500 Wempe
KUDOKEの「スカル ブラック リミテッド エディション」
独立時計師ステファン・クドケ氏によるブランド、クドケの中でも異彩を放っている「スカル」。スターリングシルバーに直接エングレービングを施した文字盤に、ブラックロジウムメッキを施した日本限定モデル。自動巻き、SSケース、38ｍｍ。¥770,000 Kudoke
BREGUETの「ヘリテージ 3661」
天才時計師アブラアン-ルイ・ブレゲが1775年にパリに工房を開いたことから始まったブレゲの、2方向に湾曲したトノー型ケースが特徴の「ヘリテージ」。ユニセックスに対応したミッドサイズで、装着感の高いシェイプと緻密なギヨシェが優雅だ。自動巻き、18KRGケース、35.0mm×29.6mm。¥5,742,000 Breguet
FRANCK MULLERの「トノウ カーベックス クロノグラフ」
レマニア製の手巻きクロノグラフムーブメントを搭載した希少モデル。初期を思わせる端正なダイヤルに、淡いグリーンのエナメルが輝く。2014年にわずかに入荷したのみの特別なモデルだ。手巻き、SSケース、45.0mm×32mm。¥4,158,000 Franck Muller
ANTOINE PREZIUSO GENEVEのユニークピース
独立時計師アントワーヌ・プレジウソ氏による稀有なユニークピースが多数展開。 左：「トゥールビヨン インペリアル」1920年代のル サンティエの時計学校が製造した貴重なムーブメントを組み直し制作された作品。複雑機構と全体のデザインはアントワーヌが、ケース装飾とパーツの仕上げを娘のローラが担当した、父娘による共作。手巻き、18KRGケース、60ｍｍ。時価（参考価格¥74,800,000） 右：「SHUNGA」日本の春画にインスピレーションを得た作品。文字盤に銀を使用して立体的に表現。文字盤の異なる4種を1組としてセット販売。自動巻き、SSケース、39mm。時価（参考価格¥12,540,000）all by Antoine Preziuso Geneve
《ライフスタイルを彩る名品》
本イベントでは時計のみならず、ハイクラスなライフスタイルを提案するさまざまな逸品も販売される。
PIERRE JEANNERETのオリジナルアームチェア
ル・コルビュジエの従兄弟にあたるスイスの建築家ピエール・ジャンヌレが、50年代にインドのチャンディーガル都市計画の際にデザインした家具シリーズのアームチェア。座面背面部分には、「State Bank of India（インドステイト銀行）」を意味する＜SBI＞が記されており、この椅子が銀行で使われていたことを物語っている。アームチェア ¥1,815,000 Pierre Jeanneret Tokyo
FAT LAVAの花器
50年代から70年代に主に旧西ドイツで盛んに製造された陶器、ファットラバ。主に花瓶や水差しボウルなどの装飾品が多く、多種多様な釉薬で表情をつけるなど装飾が施されている。ひとつひとつ異なる独特な仕上がりで、花器の枠を超えインテリアの一部として、世界中のコレクターに愛されている。花器 ¥27,500 Fat Lava
GORDON & MACPHAILの「グレングラント 1948」
スコットランドのスペイサイド地区、エルギンの町に拠点を置く老舗インディペンデント・ボトラーのゴードン＆マクファイル社。蒸溜所毎にオリジナルのラベルを作り販売していた、ボトラーの草分け的な存在だ。チャールズ国王の戴冠式を記念したこのボトルは、国王の生まれ年である1948年から樽に眠り、74年熟成された。「グレン グラント 1948」¥6,050,000 Gordon & MacPhail
大坪直哉氏の金沢漆器
人間国宝の漆芸作家陣より木地制作を学び、2016年に金沢漆器作家として独立した大坪直哉氏による作品。左：「累々たる輪」¥880,000 右：「花咲く大椀」¥99,000 Naoya Otsubo
《特別なオーダー会＆イベント》
会期中は、さまざまなオーダー会や特別なイベントも開催される。
ORIGINEの時計ストラップオーダー会
ファッションやカルチャーにおける日米の懸け橋として活躍する、ファッション・ライフスタイル コンサルタントの大坪洋介氏がおすすめする、時計ストラップオーダー会。革職人の隠田圭典氏が制作する「ORIGINE」ストラップはすべて手縫い。革素材からステッチ色、長さ・厚みなどをカスタムオーダーできる。
会期：3月20日（木・祝）～3月23日（日）
素材一例：フレンチカーフ¥33,000～、エレファント¥51,700～、アリゲーター¥51,700～（いずれも納期約3カ月）
LID TAILORのトランクショー
2006年、西荻窪で根本 修氏により創業したリッドテーラー。英国由来のソフトテーラリングが特徴で、「いつまでも着続けたい・着るほどに愛着が増す」、普遍的な服づくりを目指している。今回のトランクショーでは根本氏が来店し、自ら採寸やスタイリングアドバイスを行う。また、通常のメイドトゥメジャーに加えて、仮縫い付きスタイルドビスポークの受注をスタートする。
会期：3月22日（土）12:00～18:00
メイドトゥメジャー スーツ ¥132,000～（納期約5週間）
仮縫い付きビスポーク スーツ ¥429,000～（仮縫いまで約3週間、仮縫いから納期約4週間）
JOE WORKSのトランクショー
丁寧な靴づくりで国内外から高い評価を得ているシューズメーカー、ジョーワークス。通常のラスト（木型）に加え、日本橋三越本店限定のラスト「3254」を展開する。このトランクショーでは、代表であり靴職人の駒澤 崇行氏が来店し、自ら採寸やスタイリングアドバイスを行う。
会期：3月22（土）・23（日）各日11:00～18:00
メイドトゥオーダー シューズ ¥107,800～（納期約5ヵ月）
スペシャルイベント『Dear Watch Lover』の最大の魅力は、日本橋三越本店だからこそ実現できる「一期一会」の出会いにある。時計を軸に、世界と日本の最高品質の希少アイテム、職人の技、そして貴重な体験が詰まった4週間にぜひ足を運んでほしい。
お問い合わせ先
日本橋三越本店 TEL.03-3241-3311（大代表）
