Patek Philippe: The Cubitus Collection

「Cubitus(キュビタス)」発表!創造性に酔いしれた特別な夜

November 2024

2024年10月17日、世界各国から600人近くもの招待客がミュンヘンへ招かれ、パテック フィリップの新コレクション「Cubitus(キュビタス)」が披露された。

 

 

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2013年の「パテック フィリップ・ウォッチアート・グランド・エキシビション」の開催地だったミュンヘン。かつて火力発電所だったこの会場は、「Cubitus」誕生を祝う招待客の熱気に包まれた。

 

 

 

 ドイツ・ミュンヘンにある、高さ25mもの天井を持つ豪華な舞台。ここは、かつて火力発電所だったらしい。しかし、パテック フィリップが一大イベントのため、完全なる前衛的な空間として生き返らせた。実に四半世紀ぶりとなる新コレクションのローンチをここで行ったのだ。600人近くの招待客は、社長であるティエリー・スターン氏のスピーチで迎えられ、新コレクションの全貌を知る。そしてその世界観に没入しながら、熱気に包まれた会場で音楽や芸術的パフォーマンス、多彩なグルメを愉しんだ。

 

 


会場は天井高25mもの吹き抜けがあり、解放的な空間。あちこちにスクエア型のモチーフが取り入れられ、「Cubitus」が表現された。

 

 

 

 パーティの主役は、“カジュアル・シック”を打ち出した「Cubitus(キュビタス)」3モデル。招待客は全員、この新しいタイムピースにタッチ&トライする機会に恵まれた。角に丸みのあるスクエア型ケースはいずれも45mmだが、非常に薄型であり、装着感に優れるだけでなく瀟洒なルックスを持ち合わせる。独創的なデザインは、ティエリー氏自らが手がけたものだ。

 

 


パテック フィリップ社長のティエリー・スターン氏によるスピーチ。

 

 

 

「私は長い間、コレクションにスクエア型の時計を含めたいと思っていました」と語る氏。彼は類い稀な創造性の持ち主で、過去数十年にわたりウォッチデザインへの情熱を注ぎ、ブランドの主要なコレクションを築いてきた。イベント会場ではティエリー氏がデザインしたフラッグシップ・ウォッチ16本が展示されており、その創造性の高さ、創作における関与を示す内容であった。「Cubitus」は、氏の手がけたこれらタイムピースのパレットを完成させる集大成といえる。

 

「これほど美しいタイムピースを発見するには長い時間がかかりました。このような時計のデザイン方法はたくさんあったからです。しかし私の心の中では、薄型の時計でなければなりませんでした。また新しいムーブメントを搭載した時計でなければなりませんでした。そして、パテック フィリップのDNAをすべて備えた時計でなければなりませんでした」

 

 

パテック フィリップ社長のティエリー・スターン氏。社長就任以前より、同社のウォッチデザインを手がけてきた。

 

 

 

 招待客はまた、パテック フィリップ・ミュージアムから、ラウンド型ではない歴史的タイムピース16点を鑑賞することができた。芸術的なアーカイブから、美観だけでなく精神までが「Cubitus」へと受け継がれたことがよくわかる。

 

 


招待客はいち早く「Cubitus」を試着できた。薄型ケースによる装着感の良さに称賛の声があがっていた。

 

 

 

 新しいコレクションは一時的なものでなく、永続的な軸となるという。2025年からは各国でローカル・イベントを予定しており、勢いを増して成功を収めることは間違いない。そう、これはパテック フィリップの輝かしい未来を約束する新時代のマスターピースなのだ。

 

 


CUBITUS
左から:「5821/1A」自動巻き、SSケース、45mm(10時〜4時位置)。¥6,530,000/「5822P」自動巻き、Ptケース、45mm(10時〜4時位置)。¥13,990,000/「5821/1AR」自動巻き、18KRG×SSケース、45mm(10時〜4時位置)。¥9,700,000 Patek Philippe

 

 

 

パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター

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