MR_BEAMS CHANNEL
見るだけでお洒落になれる!
<MR_BEAMS CHANNEL>
April 2022
古くからBEAMSの社内では、外見も内面も、群を抜いてオシャレでかっこいいスタッフを“ミスタービームス”と呼び、褒め称える習慣があったという。そんな彼らが毎回登場し、お洒落の極意について語っていく動画シリーズがスタートした。YouTubeチャンネル『MR_BEAMS CHANNEL』である。古くからのBEAMSファンも、またお洒落に興味のある若い世代も、ともに楽しめるプログラムだ。以下、その必見の内容を紹介しよう。
実にわかりやすい教授の授業
<ELEMENTS OF STYLE>
担当:中村達也氏
言わずとしれたメンズファッション業界のご意見番が解説する、シーズンのトレンドやおすすめアイテムの紹介。中村氏は別名“教授”とも呼ばれ、その造詣の深さのみならず、教え上手であることで有名。論理的な説明で、お洒落初心者でもコーディネイトのコツがよくわかる。ドレススタイルの基礎から応用までを勉強したい人にはうってつけ。また、食の話から車の話まで、洋服以外にも焦点を当てた動画も今後は配信を予定しているという。
世界的ファッショニスタのテクニック
<Nishiguchi’s Channel>
担当:西口修平氏
BEAMSのインスタグラム・フォロワー数ナンバーワン。世界中にファンを持つ〈BEAMS F〉ディレクター、西口氏によるファッションチャンネル。トラディショナルをベースにしつつ、ヴィンテージアイテムなども取り入れた、ハイレベルな着こなしや自身のお気に入りのアイテム、バイイングの秘話など、様々な情報を発信している。時折登場するバイヤー陣とのトークテンポもよく、見ていて飽きない。
「モテる」ための秘技を伝授する
<ドン・ムットーネのBello Bello>
担当:無藤和彦氏
BEAMSのなかでも唯一無二のセンスを持つ無藤氏のチャンネル。〈Brilla per il gusto〉を立ち上げた人物ゆえ、“男の色気”を追求しているところが最大の特徴だ。中高年になっても、「モテたい」と考えているのなら、ここを参考にしてみよう。ただし軽薄さが微塵も感じられないのは、無藤氏のバイヤーとしての豊富な経験に裏打ちされているから。玄人受けも、一番であろう。
かゆいところに手が届く部長の独白
<部長部屋>
担当:諸岡真人氏
“部長部屋”とは言い得て妙なり。存在感としては、もはやBEAMS随一とも言える諸岡氏のチャンネル。靴磨きやアイロンのコツなど、ひとつのテーマについてじっくりと語るスタイルで、「かゆいところに手が届く」内容だ。普段雑誌などでは紹介されない、しかし知っていると必ず役に立つトリビアを網羅していくという。ちょっと『孤独のグルメ』的な独白が、クセになること請け合いだ。
イケメンが体現するシンプルなスタイル
<高感度より好感度>
担当:小林順平氏
高身長にハンサムフェイス、BEAMSを代表するイケメン、小林氏のチャンネル。〈Brilla per il gusto〉のディレクターだけに、無藤氏同様、色気を感じさせる内容だが、よりシンプルで、着る人を引き立てるコーディネイトとなっている。誰が見ても、素直に「カッコいい」と思えるスタイルだ。また、彼の年齢に近い30〜40代の方は、より共感を覚えるだろう。女性のファンも増えるに違いない。
ビームスが誇る“至宝”が次々と登場
<MR_BEAMS on YouTube>
担当:その他さまざまなスタッフ
BEAMSの林ジェフリー氏と小林俊氏による、まるで漫才のような掛け合いで進められる面白チャンネル。BEAMSが擁するさまざまなスタッフが登場する。第1回目はBEAMSの至宝ともいわれる伊藤昌輝氏が登場。素晴らしい着こなしと独特のノットの結び方を詳細に紹介している。2回目はBEAMS F店長、元吉貴洋氏が出演。フィッティングの極意について解説するなど、実にYouTubeらしいコンテンツだ。今後はドレススタイルの解説や、名物スタッフの密着企画も考えているようで、ますます目が離せない。
『MR_BEAMS CHANNEL』を見ると、一口にBEAMSと言っても、実にさまざまなスタッフがおり、それぞれの個性を競い合っていることがわかる。通底するのはトラディショナルだが、その解釈には大きな幅があるのだ。お洒落にはいろんなスタイルがあっていいし、そのほうが楽しい。ぼうっと見ているだけでも面白く、自然にお洒落になれる。『MR_BEAMS CHANNEL』は、そんな新しいメディアである。
MR_BEAMS CHANNEL
www.youtube.com/