Life is Short and Pasta!
「世界イタリア料理週間」
全国イタリア料理コンクール決勝戦
November 2020
イタリア人が決める、日本一の若手イタリアン・シェフが決まった。
去る2020年11月25日、在日イタリア商工会議所(事務局長ダヴィデ・ファントーニ)は、世界イタリア料理週間のプロジェクトの一環として、第 11 回全国イタリア料理コンクール決勝戦を開催した。
全国各地で活躍している若手イタリアン・シェフから応募があり、オープン投票などを経て、8名のファイナリストたちが優勝を目指して決戦に挑んだ。今回は初の試みでオンラインライブ配信も行われた。
審査を担当したのは委員長のカルミネ・アマランテ(アルマーニ・レストラン エグゼクティブシェフ)、ジョルジョ・マテーラ(ディ・ジョルジョ、オーナー)、エリオ・オルサーラ(エリオ・ロカンダ・イタリアーナ、オーナー)など、そうそうたる顔ぶれだ。
栄冠を勝ち取ったのは、東京・武蔵関オップラ ダ ジターリアの木田佳孝氏。
「イタリアではまだ修行したことがないので、イタリア料理界の方々が審査員のイタリア料理コンクールで優勝できたことを誇りに思うと同時に、なんだか信じられない気持ちです。今回はイタリアの伝統料理と日本の食文化の象徴である“うまみ”にこだわって、アクアパッツァの詰め物をしたパスタを考案しました。料理に日本の文化を取り入れたかったのです。いつか将来、本場イタリアに行って、自分の料理の世界を追求したいと思います」と喜びを語った。
この他にも、イタリア料理週間では、食大国イタリアに関するさまざまなイベントが行われた。イタリア大使館お墨付きの、レストラン・ガイドなども用意されているので、ぜひ以下のURLをチェックしてみて欲しい。
優勝者、木田佳孝氏の店
「オップラ ダ ジターリア」