AOYAMA RENACELL CLINIC
信頼が紡ぐ再生医療の最先端、青山レナセルクリニック
January 2026
「見えない医療だからこそ、情報を公開し、信頼を見える形にする」。自社CPC(培養施設)を備える青山レナセルクリニックは、幹細胞の質と量の両面で保証する稀有な再生医療クリニックである。
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青山レナセルクリニック
青山の閑静な一角に佇むクリニック。過度な演出を排し、上質なホテルのような、安心感に満ちた空間が広がる。落ち着きのあるエントランスは、“信頼の医療”を象徴する。
東京都港区北青山2-7-28 青山NAビル3階
TEL.03-5843-0425
info@rena-cell.com
富裕層が注視する再生医療をめぐる環境は、近年急速に変わりつつある。コロナ禍以降、全国にクリニックが乱立。多くが外部の培養施設に委託しているのが現状だ。外部の施設で培養された細胞を凍結・輸送し、クリニックで解凍後に投与する──この方式では生存率や細胞数の実態を誰も確かめられないのである。
「報告書に“生存率98%”と書かれていても、実際は半分以下のこともある。凍結細胞はブラックボックスなんです」
そう語るのは、青山レナセルクリニックグループ代表の野田由紀子氏だ。同院は、全国的にも稀な“院内培養施設(CPC)”を備えた再生医療専門クリニックである。患者自身の脂肪から幹細胞を抽出してただちに培養を開始し、一度も凍結することなく新鮮な状態で細胞を提供する体制を整えている。
「質だけでなく、質と量の両方を保証する点にこだわっています。お申し込みいただいた2億個を最低ラインとしていますが、実際は3億、4億に達することもある。数に余裕を持って培養する贅沢なやり方ですが、結果的に安全性が高く満足のいく医療サービスを目指せると思うのです」
さらに同院では、脂肪組織から分離した直後の最も若い細胞をストックすることで、2回目以降はいつでもフレッシュな細胞を投与してもらえる。質と量、そして利便性を兼ね備えた独自の体制を確立し、注目を集めている。
広々とした処置室。
患者ひとりひとりの疑問や不安を払拭するための、カウンセリングルームを備える。
乱立する再生医療の世界では残念ながら“利益重視”の傾向も見られる。ブローカー経由のインバウンド患者を高額で受け入れ、細胞培養の要である培地や工程の質を落とすクリニックも少なくない。
「再生医療はまだ価格設定も曖昧で、実態も不透明な業界。だからこそ、私たちは情報を徹底的に開示し、患者様を“教育”していくことが必要なんです」
野田氏は昨年、こうした業界が抱える暗部を“再生医療の闇”と称し、YouTubeを通じて凍結細胞のリスクや業界の課題を詳らかに語った。その反響は大きく、他院の患者も「細胞数は保証されていますか?」などと質問するケースも増えたのだという。
「正しい知識を広めることは、患者様を守ること。そして最終的には業界の信頼の輪を広げることにつながります」
もうひとつ、同院を特異な存在にしているのが経営陣だ。代表の野田氏は金融・M&A業界出身で、医師にはない発想の柔軟さを生かした経営企画・マーケティング力を強みとする。一方、理事長の土屋太郎氏はプライベートバンカーとして世界中の富裕層顧客を相手にしてきた人物。土屋氏は、数千億円規模の資産を保有していても健康でなければ幸福な余生を送れない現実を目の当たりにし、人生100年時代を迎えた高齢者にとって財産より大切なのは健康長寿であることを悟った。このように、医師ではないふたりが再生医療に挑む理由は、「患者様の健康長寿をサポートする再生医療を人の信頼産業として再設計する」ことにある。
院内にCPC(培養施設)を持つため、細胞を凍結せずに質と量を確保できる。
長い廊下に設えられた、エレガントなシャンデリアが印象的。
ふたりの異業種的な視点が、青山レナセルクリニックを“誠実なビジネスとしての医療”に昇華させているといえる。代表的メニューである「Men’s Value Plan(メンズバリュープラン)」は、同院の理念を最も象徴する施術だ。脇腹から採取した脂肪を培養し、2週間半~3週間後に約2億個の幹細胞を点滴投与。糖尿病や動脈硬化など中高年の生活習慣病の抑制や予防を通じて、全身の健康維持やコンディション改善を目的とする。そして、余剰分の細胞は顔や毛髪、ED治療など希望部位への局所注入に配分が可能。肌のハリ感や髪のボリューム、膝関節症や男性機能の回復など、いつまでも若くありたい中高年男性の多様なニーズに応えるプログラムとなっている。日常動作の軽やかさなど実感の声も多く、中高年男性から人気を博している。
「40~80代の男性中心で、多くがリピートされています。非凍結の細胞を扱うことで、満足度の高い治療を提供しています」と野田氏。税込みで200万円を超える価格は決して安くないが、質と量の保証にはそれを上回る安心感がある。
「この業界はまだ混沌としています。だからこそ、誠実に、透明に、正直にやる。それだけで十分に差別化できます」
信頼を基盤に築かれた新しいスタンダード。青山レナセルクリニックは、“本物を見極める大人たち”にこそ相応しい。
野田 由紀子氏(左)
青山レナセルクリニックグループ代表
国内外の大手金融機関でM&A業務に従事後、28歳で独立し、経営コンサルタント及び法務アドバイザーとして活躍。2020年、青山レナセルクリニックを開設。
土屋 太郎氏(右)
青山レナセルクリニック理事長
国際証券を経て日本およびシンガポールでプライベートバンキング業務に従事。数千億円規模の資金調達及び運用を行う。2020年、青山レナセルクリニック理事長に就任。













