レイモンド ウェイル、セコンドセコンドと共作した“ユーモアあるドレスウォッチ”を発表

　スイス時計ブランド、レイモンド ウェイルが、パリのクリエイティブレーベル「セコンドセコンド」とコラボレーションした「トッカータ ヘリテージ セコンドセコンド リミテッドエディション」を発表した。世界限定50本の本作は、ブランド公式オンラインストアでのみ販売される。

　ベースとなる「トッカータ ヘリテージ」は、クラシックなドレスウォッチとして知られるモデル。そこにセコンドセコンドのユーモアと風刺を融合し、“ドレスウォッチコード”を軽妙に示すメッセージをデザインへと昇華させている。

　ダイヤルには「ドレスシャツの袖口は腕時計の半分以上を覆うべき」という文言が施され、ケースバックには「会話の途中でドラマチックに時計を巻き上げよ」という遊び心溢れる指南を刻印。クラシックな装いに対する皮肉を、エレガントなデザインの中に巧みに織り込んでいる。

　アンスラサイトカラーのオーバルケースや手巻きムーブメントが生み出す趣は、音楽をルーツに持つ同ブランドらしい調和を感じさせる。伝統と洒脱なユーモアが出会った、話題性抜群のドレスウォッチだ。

text: the rake