Saturday, May 9th, 2026
感性を満たすザ セイントナイン東京のゴルフ体験
ゴルフは他のスポーツと比べて少し変わった立ち位置にある。もちろんスポーツとして世界中に普及しているし、競技としての分野は成熟していて、多くのトーナメントとそこに出場するプロを保有している。賞金が高額であるのも周知の事実だ。
そしてその一方で社交場としての機能を備えている。コミニュケーションツールとして使われるのは言わずもがな。企業や団体ばかりか、国のトップ同士がゴルフを通じて親交を深めている。フロリダのゴルフ場でプレイする大統領と総理大臣の姿は印象的だ。
そんなゴルフをするために世界中にいくつものゴルフ場がある。日本にもかつて2000以上あったし、高齢化を憂いながらもゴルフ人口は極端に減少していない。きっとゴルフは日本人の気質に合っているのだろう。身体と頭を同時に使うインテリジェンスなスポーツである。
そんなゴルフ場のひとつに、“ザ セイントナイン東京”がある。完全紹介制の会員制ゴルフクラブだ。
開場は2023年4月なので、業界ではかなり若い。かつて27ホールあったゴルフ場を改修し、贅沢に18ホールに仕上げたそうだ。しかも設計は佐藤謙太郎氏。よって、朝のウォーミングアップとして必須なドライビングラウンジが300ヤード超えと広いばかりか、アプローチの練習場もかなりスペースがある。パー3のショートホールをそのまま使うような印象だ。ちなみに、ネーミングはゴルフの聖地、スコットランドにある“セイント・アンドリュース”に敬意を表した“セイント(Saint)”と、多くのゴルファーにとって夢のハンディキャップ“シングル”を意味する“ナイン”を組み合わせたものとなる。
ブランドコンセプトは「仲間たちと紡ぐ新たな物語 〜ゴルフのある充実した人生の物語を愉快な仲間と共に紡ぐ〜」となる。具体的には、友人を別荘へ招くような空間であることや、遊び心のある美しいコースでプレイすることを言う。そして、そこにウェルビーイングな時間と空間、サスティナブルに代表されるCSR(社会的責任)を同居させる考えだ。クラブハウス内にアート展示を積極的に行うのもそのひとつだろう。快適な空間は、まるでアートミュージアムやラグジュアリーホテルにいるような気分にさせてくれる。
そのクラブハウスの見るべきポイントは多い。建物はトラビス・カン氏設計のモダンなコンクリート建築で、なんと上空から見ると“9(ナイン)”のカタチになっている。オシャレな演出だ。ロッカーは通常のロッカールームのほか、18室のメンバー専用プライベートルームが用意される。シャワー、トイレを完備し、テラスや広いリビングでのんびり寛ぐことができる。その中の一つパノラマスイートはキッチン付き。ラウンド後のパーティにシェフを呼ぶことができる。もう一つはペントハウススイート。なんとブッフェなら120人収容可能というから恐れ入る。
この他では、クルマがバレーパーキングだったり、2000本収納できるワインカーヴとソムリエがいたり、ベビーシッターサービスがあったり、ヘリコプターやリムジンの送迎手配を行なってくれたり、とまさに海外の超ラグジュアリーホテルが用意するコンシェルジュサービスが使える。正直、ここまでのサポートをしてくれるゴルフ場は聞いたことがない。
そんな“ザ セイントナイン東京”の場所は千葉県市原市。夢のようなゴルフ場が都心からほんの一時間の距離に存在する。




