Monday, October 19th, 2026

クロノスイス「ネオ デジター」にパステルカラー3色が登場

 クロノスイスが「ネオ デジター」の新作として、ローズ、ミント、スカイの3モデルを発表した。針を使わず、ジャンピングアワー、連続表示の分・秒を3つの窓で見せる機械式デジタル表示に、柔らかなパステルカラーを組み合わせた限定モデルである。

 「デジター」のルーツは2005年。クロノスイス創業者ゲルト・リュディガー・ラングが、1920〜30年代のジャンピングアワーウォッチに着想を得て生み出した“針のない時計”を、現在の「ネオ デジター」が現代的に再構築している。12時位置の窓で時を瞬時に切り替え、中央で分、6時位置の横長窓で秒を表示する構成は、クロノスイスが得意としてきたレギュレーターの発想を機械式デジタル表示へ置き換えたものだ。

 今回の3色は、シャープなステンレススティール製のレクタンギュラーケースとは対照的な色使いが特徴。真鍮製ダイヤルをサンドブラストしたのちラッカー仕上げを施すことで、ローズ、ミント、スカイそれぞれにマットで柔らかな表情を与えている。白い表示ディスクとのコントラストも軽快で、これまでの「ネオ デジター」とは印象が大きく異なる。

 ケースは48×30mm、厚さ9.7mm。手巻きキャリバーC.85757にクロノスイス独自の表示モジュールを組み合わせ、約48時間のパワーリザーブを備える。ケースバックはサファイアクリスタル仕様で、ムーブメントを鑑賞することもできる。防水性能は5気圧。

 各色99本の限定生産。機械式でありながらデジタルに時刻を読むという独自の仕組みに、パステルカラーという意外性を重ねた今回の3モデルは、クロノスイスらしい“少しひねった”時計づくりを端的に示す新作だ。