Wednesday, October 2nd, 2024

ブレゲの歴史を彩るミュージアムピースを限定展示

 ブレゲ ブティック阪急うめだ本店では、“グランドコンプリケーション”をテーマに、パリのブレゲミュージアムにて所蔵する貴重なミュージアムピース5本を取り寄せた特別展示『Treasures en Voyage』を、11月15日までの期間限定で開催中だ。

 これは約250年にわたる豊かな歴史の中で、アヴァンギャルドな精神で時計製造における革新をもたらし続けたブレゲの歴史を彩る素晴らしいクリエーションを、世界のブレゲブティックにて、さまざまなテーマに沿って厳選されたミュージアムピースを通じて披露するというもの。

 今回、日本で展示されるアンティークピースの中には、ブランドの創始者アブラアン-ルイ・ブレゲが生涯で制作したトゥールビヨン35個のうちの1個で1812年に販売された、No.2567も含まれる。またナポレオン軍を打ち破った帝政ロシア軍の指揮官のひとり、セルジュ・ガリツィン公爵が所有していたトラベルクロックNo.3358も展示。このアラーム付ハーフクォーターリピーター トラベルクロックは、ガリツィンが1826年に購入したもので、無垢の銀で作られた数少ない作品のひとつだ。

 

 

text: miki tanaka