「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」7月オープンに向けて予約受付開始

　アートミュージアムホテル「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍（りんぽうきりゅう）」が2024年7月4日（木）の開業に伴い、予約受付を5月15日（水）10時より開始する。エスパシオは、ホテルブランドとして2019年にハワイ・ワイキキにオープンして以来、高い評価を受けてきたが、箱根は2つ目の施設であり、国内では初の開業となる。

「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」は、箱根登山鉄道 宮ノ下駅より徒歩約5分の場所に位置し、専用の渓谷電車で辿り着く、わずか9棟の個人邸宅型施設。9棟の客室は、「麒麟」「鳳凰」「亀」「龍」を箱根四神とし、吉祥の象徴を組子、和紙、唐紙、漆、漆喰といった日本の伝統技術を手掛ける作家陣が、さまざまな視点で捉えたアートで彩られている。すべての客室がリビングダイニングやベッドルームに加え、内風呂や露天風呂、プールを備えているほか、サウナを備えている客室も。温泉は「箱根七湯」の中でも未踏の谷間という立地などから、幻とも称されるほどに希少な堂ヶ島温泉の湯を独占。一切何も注入していない源泉を各客室で楽しめる。

　食事は、2015年創業、ミシュラン一つ星も獲得する京都の名店「やま岸」が監修。京料理の伝統と茶懐石のおもてなしの精神を軸に、箱根の豊かな自然の恵みを活かした、この地ならではの料理を提供する。

text: miki tanaka