Tuesday, April 9th, 2024

独立系メゾン、ローラン・フェリエが初のムーンフェイズを発表

 2010年に創設された独立系メゾン「ローラン・フェリエ」が、2024年の新作「クラシック・ムーン」を発表した。ブランド初となるムーンフェイズ機構を搭載したアニュアルカレンダーは、独創的で野心的なモデルとなっている。ケース径は40mmで、ステンレススティールと18Kレッドゴールドの2バージョンが用意されている。

 最も目を引くのは6時位置のムーンフェイズ。これは特別な方法で作られている。まず、アベンチュリンガラスに職人が手作業で月と星の模様を彫り上げ、細部にホワイトのペイントを施す。スーパールミノヴァを塗布して高温焼成した後、さらに月の表面のクレーターをエングレービングで表現。そして最後に、ムーンフェイズディスクを半透明ブルーのエナメルでコーティングし、魅惑的なステンドグラスのような美しさを生み出している。

 巻き上げと日付・時刻設定はボール型のリュウズで行うが、曜日の調整はケースサイド10時位置にあるコレクター、ムーンフェイズは8時位置と9時位置の間にあるコレクターで調整する仕組み。手動による日付の調整は年に一度、3月1日にのみ行うだけでいい。サファイアケースバックからは、約80時間を誇るパワーリザーブのインジケーターとともに、自社開発の新キャリバーLF126.02を存分に眺めることができる。

 ローラン・フェリエは、名門時計ブランドで37年間時計製造を行ってきたローラン・フェリエ氏が息子とともに立ち上げたブランド。クラシックで優美な曲線のケースに極めて高性能な独自開発のムーブメントを搭載しており、多くの時計愛好家を魅了している。その評判は年々高まっており、2023年は「グランド・スポーツ・トゥールビヨン パシュート」でトゥールビヨン賞を受賞するなど、時計界のアカデミー賞といわれるGPHGにおいても高く評価されている。

 

 

text: the rake編集部