Tuesday, August 8th, 2023

ザ・ペニンシュラホテルズが ロンドンの一等地に初進出

 ザ・ペニンシュラホテルズが、イギリス初となる12番目のホテル「ザ・ペニンシュラロンドン」を9月12日に開業する。バッキンガム宮殿のウェリントン・アーチを臨む世界有数の高級住宅地ベルグレイヴィアの中心地に位置し、ハロッズ、有名ブティックが建ち並ぶボンドストリートにもアクセスしやすい絶好のロケーションだ。

 建築家ピーター・マリノ氏がデザインを手掛けたモダンで洗練された外観は、歴史的建造物と調和するように設計。窓から自然光が降り注ぐ館内は英国庭園様式の中庭を囲むように建ち、優雅な空間を演出している。また、59室のスイートを含む全190室の客室には、イギリスの邸宅を想わせる特注の家具や調度品を配置。大理石で仕上げた極上のバスルームも備える。特筆すべきは圧巻の広さを誇る470㎡のザ・ペニンシュラスイート。隣接するスイートルームなど6室とつなげると約1300㎡ものプライベートスペースとなり、暖炉、グランドピアノのあるリビングルーム、プライベートジムやシネマルーム、VIP専用エレベーターも備わる贅を尽くした仕様だ(ザ・ペニンシュラスイートの宿泊は2024年4月以降の予定)。

 ホテル内には、星付きシェフのクロード・ボシ氏によるモダンブリティッシュ・キュイジーヌが味わえるレストランやシガーラウンジ「ザ・テイスティングルーム」も登場。ベントレー・ベンテイガやロールスロイス・ファントムIII、1935年式ヴィンテージ・ロールスロイスなどペニンシュラならではの気品に溢れたラグジュアリーカーも13台揃うという。

 

 

text chiharu honjo