世界最古のクラシックカーの祭典が開幕 A.ランゲ＆ゾーネの特別モデルに注目

　希少なクラシックカーを集めた世界でも有数のイベント、「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」が、今年も5月19日から21日にかけて3日間にわたり、イタリア・コモ湖で開催されている。今年は、BMWグループ・クラシックとグランド ホテル ヴィラ デステが共同で開催し、自動車史の全領域を代表する8つのクラスが設けられる。

　ドイツきっての高級時計ブランドであるA.ランゲ＆ゾーネは、この国際的な祭典に2012年からパートナーとして参加しており、今年も「ベスト・オブ・ショー」賞（優勝者）のためにユニークピースを寄贈する。特別に製作されたのは、ホワイトゴールド製の「1815 クロノグラフ」。開閉式の裏蓋には、コンコルソ紋章がハンドエングレービングされている。搭載されるのは、2010年に発表された手巻きムーブメント、キャリバーL951.5。コラムホイール、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツカウンター、フライバック・クロノグラフ等を搭載している。自動車製作の芸術性、そしてタイムレスなエレガンスを守るために情熱を注ぐオーナーへの賞賛が込められた特別なタイムピースだ。

text the rake編集部