The Okura Tokyoから
新クッキー缶「かさね」発売

　都内でも開発・進化が目覚ましい虎ノ門に位置するThe Okura Tokyoから、創業60周年を機に新商品「サブレ かさね」が登場した。

　サブレ「市松」「露地」に次いで第三作となるこの商品は、平安の世に生まれた「かさねの色目」に投影される四季の移ろい、日本の美をモチーフにした、11種のサブレの詰合せ。創業60周年にちなみ、重ねた年月への感謝と、ホテルの礎である日本の伝統美になぞらえて命名された。

　11種のサブレは、サブレ・ココ、ショコラアマンド、マーブル、黒胡麻、カネルアマンド、アールグレイ、4種の銀杏の定番7種に加え、福島県で土づくりや製法にこだわって育てられた四季の特産品（イチゴ、ハチミツ、ブドウと胡桃、ユズ）を取り入れて生まれた4種の新作となっている。

　これら新作は、GINZA KUROSAWAとのコラボによって誕生し、東日本大震災後も苦境に負けず果物の生産を続けている福島の人たちへの思いも込められている。

text MIKI TANAKA