Thursday, March 3rd, 2022

モリッツ・グロスマン初の
ワールドタイム誕生

 ドイツ・グラスヒュッテの時計ブランド、モリッツ・グロスマンが、2022年の新作としてブランド初となるワールドタイム機能を搭載したモデル「ユニバーサルツァイト」を発表した。

 ガルバニック加工を用いた地板に、さらにサンレイ仕上げが施されたダイヤルには、鮮やかなカラーとコントラストによりクラシカルでエレガントな世界地図が描かれている。地図上にはサマータイムを導入していない(=調整が不要)な6都市——東京、シンガポール、ドバイ、ケープタウン、リオ・デ・ジャネイロ、フェニックス(アメリカ)に24時間表示の時間窓が配されており、ひと目で読み取れるようになっている。

 搭載される自社製キャリバー100.7は、新しく設計されたもの。ウィンドウに表示されるそれぞれの都市の時刻と、センターに位置するメインタイムはともに3時位置のリュウズで調整する。メインタイムの分針の動きに連動して6都市の時間も同時に進む仕組みだ。センター針で表示されるメインタイムの時針は、10時位置のリュウズを用いて調整。リュウズ操作によるクイックアジャストを採用しており、前後両方向へ瞬時に時針を進めることが可能だ。このリュウズを前後に回すことで運針方向を設定し、リュウズを一度押し込むとメインタイムの時針を1時間分調整することができる。リュウズをニュートラルな位置にセットしておけば誤動作も防ぐことができる。

 細部にまで職人の手仕事による精緻な仕上げが施されているだけでなく、美しい世界地図と6つの窓を持ちながらも視認性や操作性にも優れており、ドイツらしい質実剛健な仕事が感じられるタイムピースである。

 

 

「ユニバーサルツァイト」

手巻き SSケース 44.5mm

¥6,600,000(2023年日本入荷予定)

 

 

モリッツ・グロスマン ブティック

TEL. 03-5615-8185

https://ja.grossmann-uhren.com/