Sunday, April 4th, 2021
モリッツ・グロスマンから
初のセンターセコンドモデル
1878年にドイツ時計学校を創立した時計職人の名を冠し、2008年にグラスヒュッテで創業した時計ブランド、モリッツ・グロスマン。これまでのモデルでは6時または7時位置のサブダイヤルで秒を表示していたが、今回初めて、長い秒針を文字盤の中央に配置したセンターセコンド表示を採用。ブルーダイヤルとサーモンダイヤルのふたつのバリエーションで発表した。
通常モデルとなるブルーダイヤルは、光を受けた際に美しくきらめくよう、繊細なラインの仕上げを放射状に重ねたサンレイ仕上げが施されている。コントラストを成すのは、はっきりと際立つホワイトのアラビア数字インデックスと、ポリッシュ仕上げを施したステンレススチール製の針。暗所でグリーンに光る蓄光塗料を含むハイセラム樹脂を充填しており、暗所でも視認性が確保されている。一方、サーモンダイヤルは、手仕上げによるスチール製のブルーの針が際立つデザイン。シンプルかつクラシカルな印象で、こちらは世界限定25本となる。
どちらも手縫いされたブラウンのクーズーレザーストラップが付属しており、エレガントな雰囲気とスポーティな印象を併せ持っている。シンプルな中三針の時計ながら、ドイツの職人技術を堪能できる、美しきタイムピースに仕上げられた新作に注目したい。
「セントラルセコンド」
手巻き SSケース 41mm
ブルーダイヤルモデル ¥3,300,000
サーモンダイヤルモデル 世界限定25本 ¥3,300,000
(ともに7月発売予定)
モリッツ・グロスマン ブティック
TEL. 03-5615-8185