Friday, June 7th, 2019

伝統工芸の木目金で表現した
クレドールの特別限定モデル

 高級ドレスウオッチとして誕生したセイコーウオッチの「クレドール」が、今年で45周年を迎える。その記念すべき節目に、江戸時代から伝承される金属工芸技術「木目金(もくめがね)」を文字盤に施した特別モデルを、限定35本で発表した。

 木目金とは刀装具用に考案された、異なる色の金属を幾つも重ね、彫りやひねりを加えたのちに平らに伸ばすことで木目模様を出す、日本独自の加工技術のこと。彫金と鍛金、両方の技術を併せ持つ職人のみが習得できる、複雑かつ高度な技を要する工芸で、長年色褪せることなく美しさを保つことからジュエリーにも用いられている。本モデルは、株式会社杢目金屋(もくめがねや)代表取締役の髙橋正樹氏監修のもと、日本の原風景である実り豊かな稲穂が風になびく美しい情景を表現。木目の中でも特に装飾性が高く美しいものを杢と呼ぶことから「風杢」と名付けられた、独創的かつ優美なデザインに仕上げられている。

 気品ある存在感を放つエクスクルーシブな逸品を、諸兄のコレクションのひとつに加えてはいかがだろう。

 

(写真2枚目)

ケースバックには、「Limited Edition」の文字と限定シリアルナンバーを印した。雫石高級時計工房製の極薄ムーブメント「キャリバー6890」を採用することで、卓越した職人の高度な手仕事が融合したクレドールらしい限定モデルとなった。

(写真3枚目)

表現する模様に合わせ、18Kホワイト・イエロー・ピンクゴールド、シルバーの金属プレートをそれぞれ研磨、脱脂。素材ごとに融点が異なるプレートを、最適なバランスの温度、時間、圧力で一枚に接合する。

(写真4枚目)

工具を使用し、ひとつひとつ手作業で彫刻を施す。場所によって彫りの深さを変化させることで、表面に現れる金属の色を変え、理想通りの木目模様を表現した後、0.8mmになるように均一に伸ばして木目模様を浮かび上がらせる。

 

クレドール45周年記念木目金ダイヤル限定モデル

¥3,000,000 限定35本

手巻き 18Kピンクゴールドケース 37.0mm

※8月9日(金)より全国のクレドールサロン、クレドールショップにて発売。

 

セイコーウオッチ

TEL:0120-061-012(お客様相談室)

HP:セイコーウオッチwww.seikowatches.com

クレドールwww.credor.com