Tuesday, April 9th, 2019

DORMEUILが革新のファブリック
「Tonik Wool」を発表

 高級服地ブランドDORMEUIL(ドーメル)は、環境保護へのプライオリティと、トレーサビリティーを保証した新作服地「Tonik Wool(トニックウール)」を発表した。

 ウールとモヘアをブレンドしたドーメルのTonikは1957年にデビュー。新技術により実現したシワになりにくい服地として名を馳せ、この服地で作ったスーツは、旅行で着用してもシワひとつ残らない“無敵のウエア”と呼ばれていた。60年代メンズファッションの歴史にも名を刻み、かのジェームス・ボンドのスーツとしても知られている。

 今回新たに誕生した「トニックウール」には、モヘアに代わって近似した性質を持つ高品質なパタゴニアウールを採用。クリンプが多く膨らみがあり、服地に仕上げると通気性、保湿性、そして伸縮性を併せ持つパタゴニアウールを用いることで、オリジナルTonikよりも柔らかくなめらかで軽量に仕上がっている。しかもナチュラルストレッチ性の超強撚糸なので防シワ効果があり、夏の旅行や長時間のフライトには理想的。現代人のライフスタイルにふさわしく、着心地の良さと美しいスタイルを保つ圧倒的なシワの回復力を兼ねそなえた。

 また、トレーサビリティーを保証しており、生地ラベルのQRコードから羊から生地が完成するまでの供給経路全体を確認できるように。環境と動物の保護に年々注力し、ウールの提供元である羊たちと、製造工程にかかわる人々の労働環境の保全にも取り組むドーメルから、これからも目が離せない。

 

 

ドーメル 青山店

TEL. 03-3470-0251

www.dormeuil.com/jp/