都会の隠れ家を思わせるバーで
ジャパニーズウイスキーを嗜む

　2010年にリニューアルオープンしたザ・キャピトルホテル 東急。国会議事堂に隣接し、地下鉄直通という抜群のアクセスを誇りながらも、緑豊かな環境に囲まれたそこは、まさに都会のオアシスだ。ここの名物と言えば、キャピトル東急ホテル時代から人気のパーコー麺。今も少しずつ進化しながら、各界の著名人からの強い支持を受けている。
　しかし今回紹介したいのは、メインロビーからつづく専用エレベーターを上るとたどり着く「ザ・キャピトルバー」。６月30日までの期間、ジャパニーズウィスキーフェアが開催中なのである。ラインナップはザ・ニッカ12年、竹鶴17年、竹鶴21年の三つ。世界を代表する品評会で世界最高賞を獲得した竹鶴21年は今では非常に稀少な一本。ぜひこの機会に味わいたい。
　ロビー階からつづく吹き抜けに面したハイカウンター、もしくは庭園の緑と赤坂の都会の街並みが目の前に広がるラウンジで、たまにはシガーでも嗜みながら、ゆったりとひとりの時間を過ごすのもいいだろう。