Tuesday, March 3rd, 2015

ストラスブルゴに職人が常駐する
オーダーサロンが誕生

 イタリアブランドを中心としたセレクトで人気のショップ、ストラスブルゴ。先日、南青山店の3階に『ハウス テイラーズ ラボ』がオープンした。ここは「仕立ての研究所」として(写真1枚目、左から順に)、スーツ、トラウザーズ、シャツそれぞれの経験豊富な3人の職人が常駐する。
 まずスーツを担当するのは、イタリア式の仕立て技術を学んだ松熊良太氏だ。ほとんどの作業を自身の手縫いで仕上げている。5キロのアイロンを使い、時間をかけ出来たシルエットは立体的で、そのスーツは袖を通すたびに身体に馴染んでいく。トラウザーズ担当は、日本人の体型を研究し尽くしてきた五十嵐 徹氏。骨格や体型の特徴を考慮した、フィット感の良いトラウザーズを製作している。また、シャツ担当の山神正則氏は、採寸から縫製までのすべての工程をひとりで仕上げる、日本では珍しい丸縫いのシャツ職人だ。20カ所以上の採寸と触診によって、身体に合った型紙を作っていく。従来の日本製シャツにはない、柔らかい着心地を味わえるだろう。
 また、カウンター越しに制作風景が見えるため、彼らの情熱が間近に感じられる空間も魅力。自分にとって“本当に良いもの”とは何かを教えてくれる、満足の一着に出会いたい。

価格:スーツ ¥295,000〜/トラウザーズ ¥75,000〜/シャツ ¥33,000〜
納期:スーツ 3〜4ヶ月/トラウザーズ 3ヶ月/シャツ 5ヶ月

STRASBURGO House Tailor’s Lab.
ストラスブルゴ ハウス テイラーズ ラボ

営業時間:〔平日〕12:00~20:00 〔土・日・祝〕11:00~20:00
住所:東京都港区南青山3-18-1 マミーワールドビル3階
電話:03-3470-6367