Thursday, December 4th, 2014
ジャケ・ドローからスイスのバレエ団とのパートナーシップを記念した限定モデルが登場
スイス時計メーカーのジャケ・ドローが日本とスイスの国交樹立150周年を記念し、東京で2つのプティ・ウール ミニットの世界限定モデルを発表した。2つのタイムピースは、モーリス・ベジャールの代表的な作品「春の祭典」に着想を得たことによって生まれ、それぞれの文字盤にはステファニー・バルバによるデッサン「Le vautour(ハゲタカ)」と「Le chef(指導者)」が施されている。前者はダンサーの華麗に広がる身体と、ベジャールの振り付けの最たる特徴を示す動きを表現し、後者はバレエの中で2人の男が種族を支配する者の座を奪い合う場面を現している。
「ハゲタカ」はケース径39mmの18Kホワイトゴールド製で24個のダイヤモンドが施された18Kホワイトゴールドの美錠を備えている。一方、「指導者」はケース径43mmの18Kレッドゴールド製であり、赤色のスケッチがあしらわれている。ステファニー・バルバによるデッサンはそれぞれのローターにも彫刻され、各モデルとも世界限定28本の生産となる。
これらはジャケ・ドローとベジャール・バレエ・ローザンヌがパートナーシップを結んだ記念モデルであり、去る11月8日にはNHKホールにてモーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団のスペシャル公演が実現した。巨匠ズービン・メーターが指揮をとるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏という極上の舞台が用意され、多くの人々を魅了した。