THE NEW LANGUAGE OF DORMEUIL

スタイルの最前線が語る、ドーメルの魅力

October 2025

FUMIYA HIRANO BESPOKE
平野史也が語る

DORMEUIL ROYAL 11の魅力

平野史也氏 FUMIYA HIRANO BESPOKE 代表1985年生まれ。大手セレクトショップ、国内テーラーを経て、2012年に渡英。サヴィル・ロウの「ヘンリープール」で修業を積み、2015年にロンドンで独立。2020年に帰国後、西麻布にアトリエを構え、日本で活動を開始。MTMとレディメイド、トラウザーズ専門ブランドも展開している。

ドーメルのロイヤルイレブンで仕立てたネイビーブレザー。さまざまなネイビー無地を見てきた平野氏が、バランスのよいウェイトでブレザーに最適の生地だと太鼓判を押すだけあり、見事な仕立て映え感。上質な光沢も備え、上品さに満ちたファブリックだ。

すべてのバランスに優れた
ブレザーに理想的なネイビー無地
「ドーメルの魅力は、他の英国マーチャントには見られない生地が揃っているところにあると思います。今日着ているブレザーはロイヤルイレブンという生地で、昨年仕立てたものです。名前の通り11オンス(340/360g/m)のウェイトで、重すぎず軽すぎず、ちょうどいい塩梅なんですよね。金ボタンのブレザーの場合、生地が軽いと生地がボタンの重さに負けてしまい、逆に重すぎれば生地の重厚感が出すぎてしまいます。ロイヤルイレブンは全体のバランスが大変秀逸で、クラシックでありながら美しい艶感を備えています。こういった生地は意外と他にないんです。東京の雰囲気にもぴったりな、都会的な雰囲気のネイビー無地なんです」

DORMEUIL ROYAL 11
知る人ぞ知る“ROYAL 11”とは?


「Royal 11(ロイヤルイレブン」は、「Royal12」をアップデートさせ、今日のライフスタイルに合った11オンス(340/360g/m)の生地で仕上げた、ドーメルが誇るヘリテージコレクション。英国製ピュアウールの抜群の仕立て映え感がありながら、美しい艶感、都会的な雰囲気を備える。

THE RAKE JAPAN EDITION issue 66
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