大型二輪車の人気が沸騰している。全国軽自動車協会連合会の発表によると、2022年度の250cc以上のオートバイ登録台数は、100,889台と10万の大台を超え、前年比+20.7%を記録した。
なかでもデュアル・パーパスと呼ばれるオンロードとオフロードのどちらにも対応できるバイクがブームを呼んでいる。これはクルマにおけるSUVと同じで、例えばランボルギーニ ウルスで山道へ分け入る人がいないように、実際にオフロードは走らなくても、そのスポーティなスタイルが格好いいのである。ゆったりとしたポジションが長距離ツーリングに向いているところも人気の理由だ。